特許
J-GLOBAL ID:200903071741128853

分散型電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤田 龍太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-365788
公開番号(公開出願番号):特開平11-187576
出願日: 1997年12月22日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 電力系統の不平衡等に基づく連系トランスの巻線の焼損を防止するとともに、連系トランスを大型化等することなく、その励磁電流としての第3高調波電流による出力電流の歪みを低減して3相4線式の電力系統に連系する。【解決手段】 連系トランス19をY-Y結線の1台の3相トランスにより形成し、DC/AC変換部2の動作を制御する制御部22に、中性線4nを通流する第3高調波電流の検出信号の1/K倍(K>0)の信号と,1次巻線20の中性点と直流電源1の中性点との間を通流する電流の検出信号との差の補正信号を形成する手段と、変換部2の各相の出力電流の基準信号に補正信号を加算して各相の出力電流の設定信号を形成する手段と、変換部2の各相の出力電流の検出信号が各相の設定信号に一致するように変換部2のスイッチング動作を制御する手段とを備える。
請求項(抜粋):
系統電源に連系運転されて直流電源を3相の交流電源に変換する静止型の3相のDC/AC変換部を備え、前記DC/AC変換部の交流出力側を連系トランスの1次側,2次側を介して3相4線式の電力系統に接続された分散型電源装置において、前記連系トランスをY-Y結線の3相トランスにより形成し、前記変換部の3相の出力端子,前記直流電源の中性点を、前記連系トランスの1次巻線の3端子,中性点に接続し、前記連系トランスの2次巻線の3端子,中性点を前記電力系統の各相線,中性線に接続し、前記変換部の動作を制御する制御部に、前記中性線を通流する第3高調波電流の検出信号の1/K倍(K>0)の信号と,前記1次巻線の中性点と前記直流電源の中性点との間を通流する電流の検出信号との差の補正信号を形成する手段と、前記変換部の各相の出力電流の基準信号に前記補正信号を加算して前記変換部の各相の出力電流の設定信号を形成する手段と、前記変換部の各相の出力電流の検出信号が前記各相の出力電流の設定信号に一致するように前記変換部のスイッチング動作を制御する手段とを備えたことを特徴とする分散型電源装置。
IPC (4件):
H02J 3/38 ,  H02H 7/045 ,  H02J 9/06 504 ,  H02M 7/48
FI (5件):
H02J 3/38 R ,  H02J 3/38 D ,  H02H 7/045 B ,  H02J 9/06 504 B ,  H02M 7/48 R

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