特許
J-GLOBAL ID:200903071741343380

段ボール用シートの蒸気加熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 文二 ,  鳥居 和久 ,  田川 孝由 ,  東尾 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-117969
公開番号(公開出願番号):特開2006-297607
出願日: 2005年04月15日
公開日(公表日): 2006年11月02日
要約:
【課題】加熱に消費される熱量が急激に増加しても、加熱不足や加熱ムラが生じない段ボール用シートの蒸気加熱装置を提供することである。【解決手段】段ボール用シートとしての芯紙1を間接加熱した後の蒸気を中空体の上段ロール9aの内部から強制的に排出する排出経路32bを設け、排出経路32bに開閉弁としての電磁弁35を設けて、芯紙1の送給速度V、幅寸法Wおよび坪量Tの情報に基づいて電磁弁35をコントローラ34で制御することにより、芯紙1の送給速度V、幅寸法Wまたは坪量Tの増大によって、加熱に消費される熱量が急激に増加しても、加熱後に温度が低下した蒸気や、この蒸気が凝縮したドレンを、電磁弁35の制御によって速やかに排出経路32bから強制的に排出し、新たな高温高圧の蒸気を上段ロール9aの内部に速やかに供給して、加熱不足や加熱ムラが生じないようにした。【選択図】図3
請求項(抜粋):
送給される芯紙、ライナ紙、片面段ボールシートまたは両面段ボールシートのいずれかの段ボール用シートを中空体の外表面に接触させ、この中空体の内部に高温高圧の蒸気を供給して、前記接触させた段ボール用シートを蒸気で間接加熱する段ボール用シートの蒸気加熱装置において、前記段ボール用シートを加熱した後の蒸気を前記中空体の内部から強制的に排出する排出経路を設け、この排出経路に開閉弁を設けて、前記段ボール用シートの送給速度、幅寸法および坪量の少なくともいずれかの情報に基づいて前記排出経路に設けた開閉弁を制御し、前記段ボール用シートの加熱に消費される熱量が急激に増大しても、前記中空体の内部に新たな高温高圧の蒸気を速やかに供給するようにしたことを特徴とする段ボール用シートの蒸気加熱装置。
IPC (4件):
B31F 1/28 ,  B31F 1/36 ,  C09J 5/06 ,  C09J 103/02
FI (4件):
B31F1/28 Z ,  B31F1/36 A ,  C09J5/06 ,  C09J103/02
Fターム (11件):
3E078AA20 ,  3E078BB02 ,  3E078BB03 ,  3E078BB44 ,  3E078BB45 ,  3E078CC03X ,  3E078CE07X ,  4J040BA111 ,  4J040MA09 ,  4J040NA07 ,  4J040PA30
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭61-270143号公報(第1図)
  • 登録実用新案第3061220号公報(第1図)
  • 実公昭59-24498号公報(第1-3図)

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