特許
J-GLOBAL ID:200903071746529732

エンジン排ガス中のNOx低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-045731
公開番号(公開出願番号):特開平8-246850
出願日: 1995年03月06日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】NOx触媒表面温度を低下させずかつ排ガスの流速を増大させずに、排ガス温度が低温であっても還元剤を気化して、NOxを確実に低減する。【構成】エンジン11の排気管13に設けたNOx触媒14より排ガス上流側の上流側排気管13aに噴射ノズル17を設け、タンク19に貯えた還元剤18をポンプ22が供給管21を介して噴射ノズルに圧送する。供給管の主管路23の基端をポンプの吐出口に接続し、上流側排気管の外周面に巻かれた加熱管路24の下流端に噴射ノズルを接続する。基端を主管路の先端に接続した複数の分岐管路31〜33の先端を還元剤の加熱管路を通過する長さを変えてそれぞれ加熱管路に接続する。コントローラ36が排ガス温度を検出する温度センサ51,52及び還元剤の温度を検出する還元剤温度センサ27の各検出出力に基づいて複数の分岐管をそれぞれ開閉するバルブ41〜43を制御する。
請求項(抜粋):
エンジン(11)に排気マニホルド(12)を介して接続された排気管(13)に設けられたNOx触媒(14)と、前記NOx触媒(14)より排ガス上流側の上流側排気管(13a)に設けられた噴射部(17)と、炭化水素系還元剤(18)を貯えるタンク(19)と、前記タンク(19)に貯えられた還元剤(18)を供給管(21)を介して前記噴射部(17)に圧送するポンプ(22)と、前記供給管(21)に設けられ前記供給管(21)を開閉するバルブ(41〜43)とを備えたエンジン排ガス中のNOx低減装置において、前記供給管(21)が、基端が前記ポンプ(22)の吐出口に接続された主管路(23)と、前記上流側排気管(13a)の外周面に巻かれ下流端に前記噴射部(17)が接続された加熱管路(24)と、基端が前記主管路(23)の先端に接続され先端が前記還元剤(18)の加熱管路(24)を通過する長さを変えて前記加熱管路(24)にそれぞれ接続された複数の分岐管路(31〜33)とを備え、前記バルブ(41〜43)が前記複数の分岐管路(31〜33)のうちのいずれか1本又は2本以上の分岐管路(31〜33)を開くように構成され、前記上流側排気管(13a)内又は前記排気マニホルド(12)内の排ガス温度を検出する温度センサ(51,52)が前記上流側排気管(13a)又は前記排気マニホルド(12)に挿入され、前記噴射部(17)から噴射される前の還元剤(18)の温度を検出する還元剤温度センサ(27)が前記加熱管路(24)又は前記噴射部(17)に挿入され、前記温度センサ(51,52)及び前記還元剤温度センサ(27)の各検出出力に基づいてコントローラ(36)が前記バルブ(41〜43)を制御するように構成されたことを特徴とするエンジン排ガス中のNOx低減装置。
IPC (5件):
F01N 3/08 ZAB ,  B01D 53/86 ZAB ,  B01D 53/94 ,  B01J 29/14 ,  F01N 3/24 ZAB
FI (5件):
F01N 3/08 ZAB G ,  B01J 29/14 A ,  F01N 3/24 ZAB A ,  B01D 53/36 ZAB ,  B01D 53/36 101 A
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

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