特許
J-GLOBAL ID:200903071747077533

架橋性水性顔料分散液

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中谷 守也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-129861
公開番号(公開出願番号):特開平5-302037
出願日: 1992年04月24日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 (A)樹脂水性分散液、(B)顔料、(C)アルド基若しくはケト基を含有するカルボニル基含有共重合体樹脂(以下、樹脂という)、及び(D)分子中に少なくとも2個のヒドラジノ基を含有するヒドラジン誘導体を含有してなり、(C)樹脂含有量が(B)顔料に対して0.1〜10重量%であり、(C)樹脂の可溶化率が90重量%以上の架橋性水性顔料分散液である。(C)樹脂は、アルド基若しくはケト基を含有するカルボニル基含有不飽和単量体1〜30重量%と、エチレン性不飽和カルボン酸10〜65重量%と、アクリル酸若しくはメタクリル酸のアルキルエステル、スチレン、アクリロニトリル、酢酸ビニル等の1種以上の不飽和単量体5〜89重量%とからなる共重合体樹脂等である。【効果】 光沢性、耐水性、耐アルカリ性及び耐候性のバランスよく優れた固化皮膜を与えることができ、水性塗料、シーリング剤、接着剤、紙加工剤等の分野で有利に使用できる。
請求項(抜粋):
(A)樹脂水性分散液、(B)顔料、(C)アルド基若しくはケト基を含有するカルボニル基含有共重合体樹脂、及び(D)分子中に少なくとも2個のヒドラジノ基(-NHNH2 )を有するヒドラジン誘導体を含有してなり、前記の(C)アルド基若しくはケト基を含有するカルボニル基含有共重合体樹脂が、(イ)アルド基若しくはケト基を含有するカルボニル基含有不飽和単量体1〜30重量%と、(ロ)エチレン性不飽和カルボン酸10〜65重量%と、(ハ)アクリル酸若しくはメタクリル酸の炭素数1〜10のアルキルエステル、ビニル芳香族化合物、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ハロゲン化ビニル、ハロゲン化ビニリデン、ブタジエン及びエチレンよりなる群から選ばれた少なくとも1種の不飽和単量体5〜89重量%と、(ニ)前記の(イ)〜(ハ)の各不飽和単量体以外の他の不飽和単量体0〜50重量%との単量体混合物の共重合によって得られた共重合体樹脂であり、前記の(C)アルド基若しくはケト基を含有するカルボニル基含有共重合体樹脂の含有量が前記の(B)顔料に対して0.1〜10重量%であり、かつ前記の(C)アルド基若しくはケト基を含有するカルボニル基含有共重合体樹脂が、アルカリ及び/又は有機溶剤の添加によって可溶化率が90重量%以上になるように可溶化処理されていることを特徴とする架橋性水性顔料分散液。
IPC (7件):
C08L101/00 LSY ,  C08K 3/00 KAA ,  C08K 5/00 KAJ ,  C09C 3/10 PBX ,  C09D 5/00 PPT ,  C09D 5/02 PPU ,  C09D 17/00 PUJ

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