特許
J-GLOBAL ID:200903071761602489

イオントラップ質量分析計におけるイオン検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-119787
公開番号(公開出願番号):特開平6-076790
出願日: 1993年05月21日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、共鳴的に放出されるイオンと非共鳴的に放出されるイオンとを識別するようにイオントラップ質量分析計を動作させる方法を提供することである。【構成】 三次元四極トラッピング電界に補助交流電界を重畳し、混合された電界を走査して連続する質量対電荷比のイオンを共鳴的に放出させる。放出されたイオンを検出すると、共鳴的に放出されたイオンの出力信号は補助交流電界の周波数の周波数成分を有している。
請求項(抜粋):
イオントラップ質量分析計を動作させる方法であって、所定範囲内の質量対電荷比を有するイオンを捕捉するための三次元の、実質的に四極電界を有するトラップ容積を限定する段階と、上記所定範囲内の質量対電荷比を有するイオンが捕捉されるように上記トラップ容積内においてイオンを形成または該容積内へイオンを注入する段階と、上記三次元四極電界に重畳するように補助交流電界を印加して混合電界を形成させる段階と、上記混合電界を変化させることによって上記トラップ容積からイオンを順次に且つ、共鳴的に放出させて放出されたイオンを検出し、出力信号を生成する段階と、を具備し、上記共鳴的に放出されたイオンの出力信号が上記補助交流電界の周波数の周波数成分を有することを特徴とする方法。
IPC (2件):
H01J 49/26 ,  G01N 27/62
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-313460
  • 特開昭62-037861

前のページに戻る