特許
J-GLOBAL ID:200903071762632675

硫酸-弗酸系の鉄鋼酸洗液の成分濃度の測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三浦 祐治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-258197
公開番号(公開出願番号):特開2001-081587
出願日: 1999年09月13日
公開日(公表日): 2001年03月27日
要約:
【要約】【課題】迅速性に優れ、かつ自動化が可能な、硫酸-弗酸系の鉄鋼酸洗液の成分濃度の測定法を提供する。【解決手段】酸洗液の電気伝導度L1を測定し、検量線からフリー硫酸の濃度を把握する。酸洗液にFe(NO3)3又はFeCl3を加え電気伝導度L2を測定し、(L2-L1)と検量線からフリーHF濃度を把握する。電気伝導度の測定には、既存の電磁濃度計を用いる事ができる。Fe3+の沃素滴定法に際し、その前処理においてCaCl2を加えないで、Al(NO3)3を添加する。
請求項(抜粋):
下記のa,b,c,dにより硫酸-弗酸系の鉄鋼酸洗液のフリー硫酸濃度とフリー弗酸濃度を測定する事を特徴とする、硫酸-弗酸系の鉄鋼酸洗液の成分濃度の測定方法。a.鉄鋼酸洗液の電気伝導度を予め測定し、電気伝導度-硫酸濃度の検量線aを予め作成し、b.酸洗液の電気伝導度L1を測定し、検量線aのL1に相当する硫酸濃度S1を酸洗液のフリー硫酸濃度とし、c.鉄鋼酸洗液にHFのモル数以上のモル数のFe(NO3)3あるいはFeCl3を添加した溶液の電気伝導度を予め測定し、電気伝導度-合計酸濃度の検量線cを予め作成し、d.鉄鋼酸洗液にHFのモル数以上のモル数のFe(NO3)3あるいはFeCl3を添加した溶液の電気伝導度L2を測定し、検量線cのL2に相当する合計酸濃度S2を求め、 S2-S1=ΔSをフリー弗酸濃度とする。
Fターム (8件):
4K053PA02 ,  4K053PA03 ,  4K053RA15 ,  4K053RA17 ,  4K053RA26 ,  4K053RA29 ,  4K053TA16 ,  4K053YA03
引用特許:
審査官引用 (15件)
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