特許
J-GLOBAL ID:200903071762965437

排気ガス還流装置の故障診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-220304
公開番号(公開出願番号):特開平8-082253
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 誤診断をなくし、高い精度で、しかも確実にEGR制御系の診断を行うことができるようにする。【構成】 診断条件成立時に、EGR ON時のスロットル弁下流の吸入管圧力Piを所定時間内で複数回計測し(S4)、平均値PONを求め(S6)、次にEGR をOFFさせ(S7)、このときの吸入管圧力Piを所定時間内で複数回計測して(S8)、平均値POFFを求め(S9)、両平均値PON,POFFの差から診断値PAVEを算出する(S10)。そして、この診断値PAVEと、運転条件に基づいてマップを参照することにより設定した正常状態判定領域を特定する判定値Plow,Phighとを比較し(S12)、この診断値PAVEが正常状態判定領域内にある場合、EGR制御系は正常に動作していると判断し(S13)、また上記診断値PAVEが正常状態判定値から外れている場合には、上記EGR制御系が故障していると判断し(S14)、警報表示し(S15)、ドライバに故障を知らせる。
請求項(抜粋):
排気管とスロットル弁下流の吸入管とを連通する還流管からの排気ガス還流量をエンジン運転条件に応じて制御する排気ガス還流装置において、エンジン運転条件に基づいて診断実行条件が成立しているかを判断し、診断実行条件が成立しているとき、上記還流管の流路開時における上記スロットル弁下流の吸入管圧力を複数回計測して動作時計測圧力平均値を求め、次いで上記還流管の流路閉時における上記吸入管圧力を複数回検出して停止時計測圧力平均値を求め、上記動作時計測圧力平均値と上記停止時計測圧力平均値との差から診断値を算出し、この診断値と現運転条件に基づいて設定した正常状態判定領域とを比較し、この診断値が上記正常状態判定領域から外れている場合にシステム故障と判断することを特徴とする排気ガス還流装置の故障診断方法。
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開平4-347354
  • 特開平2-130253
  • 特開平4-175450
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