特許
J-GLOBAL ID:200903071766877087

スペクトラム拡散受信機の2値化回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 武三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-180432
公開番号(公開出願番号):特開平5-007195
出願日: 1991年06月26日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】 相関出力信号よりスプリアスによる誤検出がなく、またレベル変動が生じても、確実に相関ピークに対応する相関パルスを得ることができるようにすることである。【構成】 相関出力信号は制御信号の有、無に応じて遅延回路21により遅延又は遅延されずに出力される。この出力信号は選択回路22により上記制御信号に基づいて相関出力時の信号と、非相関出力時の信号とに選別され、夫々の信号の最大値が、相関ピーク検出回路23とスプリアスピーク検出回路24に所定のタイミング保持される。しきい値設定回路29により両回路に保持された各信号の最大値に基づいてしきい値が設定され、このしきい値と遅延回路21の出力信号を比較し、相関パルスを得る。
請求項(抜粋):
制御信号の有、無に基づいて、相関出力信号を遅延又は非遅延状態に変化させる遅延回路と、上記制御信号に基づいて上記遅延回路の出力信号を所定のタイミングで相関出力時の信号と非相関出力時の信号に選別する選択回路と、上記相関出力時の信号が供給され所定タイミング毎に入力された信号の最大値を保持する相関ピーク検出回路と、上記非相関出力時の信号が供給され、所定タイミング毎に入力された上記信号の最大値を保持するスプリアスピーク検出回路と、上記所定タイミング毎に上記相関ピーク検出回路と、スプリアスピーク検出回路に保持された各信号を入力し、得られた各信号の最大値に基づいて演算処理するしきい値設定回路と、上記遅延回路の出力信号と上記しきい値設定回路の出力信号とが供給され、それら出力信号を比較し、相関パルスを出力する比較回路と、上記相関パルスに基づき上記制御信号を生成する制御信号発生手段と、を備えたことを特徴とするスペクトラム拡散受信機の2値化回路。

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