特許
J-GLOBAL ID:200903071772026781

非鉄金属製折板屋根および非鉄金属製折板屋根の設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明田 莞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-176731
公開番号(公開出願番号):特開2000-080765
出願日: 1999年06月23日
公開日(公表日): 2000年03月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 簡便に梁間スパンや板厚の設計、あるいは強度予測が可能な非鉄金属製折板屋根および非鉄金属製折板屋根の設計方法を提供する。【解決手段】 非鉄金属材を用いた折板屋根およびその設計方法であって、該折板屋根の許容荷重と梁間スパンとの関係を、同じ形状の鋼製折板屋根の断面二次モーメントおよび断面係数を用いて求めて、梁間スパンと設計荷重および非鉄金属材板厚とを決定することである。
請求項(抜粋):
非鉄金属材を用いた折板屋根であって、積載荷重W に対して折板屋根中央のたわみ量を梁間スパンL のβ分の1 以下にするための式、W ≦ (384 ×E ×I) / (k×β×L3) または、積載荷重W に対して折板屋根に発生する応力を非鉄金属材の許容応力f 以下にするための式、W ≦ (γ×Z ×f) / L2 、[但し、W:積載荷重で単位面積当たりの分布荷重値(kgf/ m2) 、E:非鉄金属材の弾性率(kgf/ mm2)、I: 折板屋根の単位巾当たりの断面二次モーメント(cm4/m)、k:折板屋根の支持条件により決まる定数で、単純梁の場合k=5 、連続梁の場合k=3 、片持ち梁の場合k=48、1/β: 梁間スパンL に対する比率で示した許容たわみ係数、L:折板を支持する梁間スパン(m) 、γ: 係数であって、単純梁の場合γ=8、連続梁の場合γ=8、片持ち梁の場合γ=2、Z:折板屋根の単位巾当たりの断面係数で 2I/h(cm3/m) 、h:折板屋根の山の高さ、f:非鉄金属材の許容基準応力 (kgf/ mm2) ] において、前記式中のIを非鉄金属製折板屋根と同じ断面形状と板厚を有する鋼製折板屋根の断面二次モーメント(cm4/m) およびZ を非鉄金属製折板屋根と同じ断面形状と板厚を有する鋼製折板屋根の断面係数とした際に、いずれかW が小さくなる方の式を満足する梁間スパンL(m)と非鉄金属材の板厚t(mm)とを有することを特徴とする非鉄金属製折板屋根。

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