特許
J-GLOBAL ID:200903071772266928

成形性の良好な高炭素薄鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-331776
公開番号(公開出願番号):特開平5-171288
出願日: 1991年12月16日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】軟質で成形性に優れ、均質な高炭素鋼薄板を製造する。【構成】C:0.80〜1.30%、 Si:0.35%以下、 Mn:0.50%以下、sol.Al:0.01〜0.08%、N: 0.008%以下、Feおよび不可避不純物:残部で、不純物としてのPが 0.030%以下、Sが 0.030%以下の鋼、または、上記成分に加えて、更に1.50%以下のCr、 2.5%以下のNiおよび 0.5重量%以下のMoのうちの1種以上を含有する鋼を、次の工程で処理する。?@ 800°C以上の仕上げ温度で熱間圧延した後、5〜40°C/secの冷却速度で650 °C以下の温度まで冷却して巻取る。?A脱スケールした後、(Ac1点+10°C) から〔 Ac1点+2/3 (Acm点- Ac1点) 〕までの温度の95体積%以上の濃度の水素と残部が窒素からなる雰囲気下で30分以上均熱した後、5〜100 °C/hr の冷却速度で冷却する。または、上記?Aの工程の後、更に、?B冷間圧延と 650°Cから Ac1点+2/3 (Acm点- Ac1点) までの温度域での焼鈍との繰り返しを1回以上実施する。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.80〜1.30%、Si:0.35%以下、Mn:0.50%以下、sol.Al:0.01〜0.08%、N: 0.008%以下で、残部がFeと不可避的からなりから成り、不純物としてのPが 0.030%以下、Sが 0.030%以下である高炭素鋼を、 800°C以上の仕上げ温度で熱間圧延した後、5〜40°C/secの冷却速度で 650°C以下の温度まで冷却して巻取り、脱スケールした後、(Ac1点+10°C) から〔 Ac1点+2/3 (Acm点- Ac1点) 〕までの温度の95体積%以上の濃度の水素と残部が窒素からなる雰囲気下で 30 分以上均熱した後、5〜100 °C/hr の冷却速度で冷却することを特徴とする成形性の良好な高炭素薄鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-101122

前のページに戻る