特許
J-GLOBAL ID:200903071772608853

テレビジョン受信機及びこれに用いられるブート方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-235728
公開番号(公開出願番号):特開平8-098098
出願日: 1994年09月29日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】マイコンによる表示制御を可能にすると共に、電源投入直後からの画面表示を可能にする。【構成】映像用A/Dコンバータ6からの映像データ及び音声用A/Dコンバータ8からの音声データはバス7を介して転送される。CPU16は電源投入によって、ROM15に格納されているブートストラッププログラムを実行する。ROM15のブートストラッププログラムはパワーオンリセットによって飛先アドレスを指定するようになっており、CPU16は飛先アドレスを発行して、DMA9の内部レジスタ21乃至24のセット命令を実行する。これにより、DMA9は初期化され、電源投入直後においてもバス7を介した映像データの転送が可能となって、画面表示が行われる。CPU16はブートストラップ処理を継続しており、画面表示処理と同時にOSをブートする。OSのブート終了後に、CPU16は各機能ブロック及びDMA9をOSの管理下に移行させて、画面表示処理を制御する。
請求項(抜粋):
テレビジョン信号を受信して復調し映像信号を出力する受信手段と、この受信手段からの映像信号をディジタル信号に変換するアナログディジタル変換手段と、このアナログディジタル変換手段からのディジタル映像信号を保持する記憶手段と、この記憶手段に格納されたディジタル映像信号を読出して表示画面上に画像を表示する表示手段と、前記アナログディジタル変換手段と前記記憶手段との間で前記ディジタル映像信号を転送するバスと、前記バスによるデータの転送を制御する転送制御手段と、オペレーティングシステムの起動を含むブートストラッププログラムを格納するROMと、電源投入直後に、前記ROMに格納されたブートストラッププログラムに基づいて、前記転送制御手段を初期化して前記バスによるデータ転送を可能にした後に前記オペレーティングシステムを起動してシステム全体を前記オペレーティングシステムの管理下に移行させるCPUとを具備したことを特徴とするテレビジョン受信機。

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