特許
J-GLOBAL ID:200903071773639744

適応多重化方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内原 晋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-221934
公開番号(公開出願番号):特開平5-064175
出願日: 1991年09月03日
公開日(公表日): 1993年03月12日
要約:
【要約】【目的】複数チャネルの画像信号をフレーム間符号化し時分割多重化する際、符号化情報発生量の大小に応じた各チャネルへのビットレート割当てを迅速化し、割当ての自由度を向上させる。【構成】複数チャネルの符号化部1-1ないし1-4における符号化情報量の大小あるいは増減を示すデータB1 ないしB4 を制御部3に与え、これに即応して多重化データDm 内の副フレーム郡へのチャネル割当てを設定させる。チャネル割当ての結果に応じて、適応多重化部2は各チャネルの符号化データD1 ないしD4 を時分割多重化し、チャネル割当て結果のデータEを符号化し付加して多重化データDm を構成し、送信する。受信側では、多重化データDm 中の符号からデータEを復号化して多重化データDm 中の各チャネルの符号化データD1 ないしD4 の割当てタイミングを得て、各チャネルを分離して復号化する。
請求項(抜粋):
各チャネルの画像信号をその相関を利用して符号化する第1の符号器と、該チャネルの音声信号を符号化する第2の符号器と、前記第1の符号器の送出符号データを一時格納する第1のバッファメモリと、前記第2の符号器の送出符号データを一時格納する第2のバッファメモリと、前記第1のバッファメモリのデータ格納量の増減を示すデータを発生する情報量計算器と、前記第1および第2のバッファメモリの読出しデータを時分割多重化して該チャネルの符号化データとして送出する多重化回路と、外部から与えられる該チャネルの前記符号化データの送出タイミングを指示するチャネル送信制御信号に応答して前記第1および第2のバッファメモリの各読出しタイミングを指示するタイミング制御手段とをそれぞれ有する複数台の符号化部と、複数台の前記符号化部の前記情報量計算器の発生データの指示値の大小に応じて複数ビットから成る副フレームを予め設定した個数並べた構成をもつフレームにおける各前記副フレームへのチャネルの割当てを設定する割当て制御部と、この割当て制御部の割当て設定に応じて各チャネルの前記符号化部へ前記チャネル送信制御信号を与え、これに応答して送出される各チャネルの前記符号化データを時分割多重化し、更に前記割当て制御部の割当て設定を示すデータを付加して前記フレームを構成し多重化データとして送信する適応多重化部とを送信側に備え、前記多重化データを受信しこれに含まれている前記割当て設定データに応じて各チャネルの前記符号化データの出現タイミングを示すチャネル受信制御信号を発生する受信タイミング制御手段と、前記チャネル受信制御信号に応答して前記多重化データ中の少くとも1チャネルの前記符号化データを分離する分離部とを有する適応分離部と、この適応分離部で分離された1チャネルの前記符号化データを復号化して前記画像信号および前記音声信号を再生する少くとも1台の復号化部とを受信側に備えていることを特徴とする適応多重化方式。
IPC (2件):
H04N 7/13 ,  H04N 7/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭52-038811

前のページに戻る