特許
J-GLOBAL ID:200903071774013750

鉄道機関車用の制御ハンドルのインターロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-297170
公開番号(公開出願番号):特開平8-234858
出願日: 1995年11月15日
公開日(公表日): 1996年09月13日
要約:
【要約】【課題】 スロットル、ダイナミックブレーキ及び逆転器用の各制御ハンドルをインターロックしてその手動操作を適切に順序化し、不所望の操作を締め出すと共に、該操作の適否を与えるインターロック装置を提供する。【解決手段】 装置は、スロットルハンドル10と共に回転可能に取り付けられたカム円板20を有する。該カム円板の周面は、円筒状の面22及び凹状の面24により画成される。ダイナミックブレーキハンドル14の軸16にはカム円板20Aが設けられる。該カム円板20,20Aは、凹状の面が直接対峙し、円筒状の面が隣接のカム円板の対向する凹状の面と係合することにより、両ハンドルの1つだけを任意時点において回動することができる。逆転器ハンドルの軸と関連して設けられた第1,第2ストッパは、逆転器ハンドルの位置に応じて、スロットルハンドル,ダイナミックブレーキハンドルの回動を好適に阻止する。
請求項(抜粋):
鉄道機関車用の制御スタンド内に設けられ、スロットル作用、ダイナミックブレーキ作用及び逆転器作用を制御するための個々の制御ハンドルをインターロックするための装置において、第1の回転可能な軸に固定されてスロットル作用を制御するための第1の枢回レバーハンドルと、前記第1の軸から離間し且つ該第1の軸に対し実質的に平行な第2の回転可能な軸に固定されて、ダイナミックブレーキ作用を制御するための第2の枢回レバーハンドルと、前記第1及び第2の軸から離間して設けられ且つ該第1及び第2の軸に対し実質的に平行な第3の回転可能な軸に固定されて逆転器作用を制御するため、3つの位置、即ち中央の中立位置並びに両端の順方向及び逆方向位置に枢回可能である第3の枢回レバーハンドルと、前記第1の軸に共に回転するように実質的に垂直に取り付けられて、該第1の軸から半径方向に離間した少なくとも部分的に円筒状の第1の面と、前記少なくとも部分的に円筒状の第1の面に隣接する部分的に凹状の第2の面とにより画成される周面を有する第1のカム円板と、前記第2の軸に共に回転するように実質的に垂直に取り付けられて、前記第2の軸から半径方向に離間した少なくとも部分的に円筒状の第1の面と、該少なくとも部分的に円筒状の第1の面に隣接する部分的に凹状の第2の面とにより画成される周面を有する第2のカム円板とを備え、前記第1及び第2のカム円板は、各カム円板の前記凹状の第2の面が互いに直接対置し、所定のカム円板の前記第1の円筒状の面が隣接のカム円板の対向する凹状の第2の面と係合関係になることにより、所定の時点において、前記第1及び第2の枢回レバーハンドルのうちの1つのレバーハンドルしか枢回することができないように直接互いに隣接して実質的に共通の平面内に配設され、更に、前記第3の軸と関連して設けられ、前記第3の枢回レバーハンドルが順方向、逆方向及び中立位置以外の他の位置にある場合に、前記第1の枢回レバーハンドルの枢回を阻止するようになっている第1のストッパ手段と、前記第3の軸と関連して設けられ、前記第3の枢回レバーハンドルが順方向及び逆方向位置以外の位置にある場合に、前記第2の枢回レバーハンドルの枢回を阻止するようになっている第2のストッパ手段とを含む、鉄道機関車用の制御ハンドルのインターロック装置。
IPC (2件):
G05G 5/08 ,  F16H 25/00
FI (2件):
G05G 5/08 ,  F16H 25/00 Z

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