特許
J-GLOBAL ID:200903071777067281

自動変速機の遊星歯車装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-200735
公開番号(公開出願番号):特開平9-049553
出願日: 1995年08月07日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【目的】 回転軸上に配置された遊星歯車組の軸方向に隣接する位置に軸方向隣接部材が配置された自動変速機の遊星歯車装置において、スプラインの切り上がりや隣接部材との干渉による影響を排除し、サンギアの発生するスラスト力を回転軸にて確実に受ける構造にて、ギア比の設定自由度確保と軸方向寸法の短縮化を図ること。【構成】 サンギアaが回転軸dにスプライン嵌合され、サンギアaの軸方向隣接部材fとは反対側の側面と第1キャリアプレートc1との間には、軸受け部材gが配置され、サンギアaの軸方向隣接部材f側には、回転軸dの細軸部d2の上に、サンギアaに対向する一方の側面がサンギアaの側面外径と略一致し、他方の側面が回転軸dの段付き部d3と対向する中間部材hが配置されている構成とした。
請求項(抜粋):
サンギアと、該サンギアと噛み合い、ピニオンシャフトに軸支されるピニオンギアと、前記ピニオンシャフトの一端側と他端側を支持する第1及び第2キャリアプレートとを有し、回転軸上に配置された遊星歯車組と、前記遊星歯車組とは軸方向に隣接して配置され、前記回転軸が貫通し、前記サンギアの外径より小径の内側円筒状部を有する軸方向隣接部材と、を備えた自動変速機の遊星歯車装置において、前記回転軸は、前記サンギアと嵌合するスプライン部と、該スプライン部の軸方向隣接部材側に形成された細軸部と、該細軸部の外径を下端として径方向外側に延びる段付き部と、該段付き部の上端を外径とする太軸部とを有し、前記サンギアの軸方向隣接部材とは反対側の側面と前記第1キャリアプレートとの間には、軸受け部材が配置され、前記サンギアの軸方向隣接部材側には、前記回転軸の細軸部の上に、サンギアに対向する一方の側面がサンギアの側面外径と略一致し、他方の側面が回転軸の段付き部と対向する中間部材が配置されていることを特徴とする自動変速機の遊星歯車装置。

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