特許
J-GLOBAL ID:200903071797982881

車両の振動低減装置及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-231132
公開番号(公開出願番号):特開平8-093842
出願日: 1994年09月27日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 加振機のフィードバック制御において、その制御用マップの位相等を学習により適切な値に変更して、加振機による車体振動の低減効果を最大限に確保する。【構成】 車体振動を低減するための振動を発生する加振機と、車室フロア部に取付けられ車体振動を検出する振動センサとを備え、加振機による車体振動の低減効果が発揮されるように、振動センサの信号を受けながら加振機による振動の位相を変更するフィードバック制御をする。この制御では、予め各運転モード毎に対応する位相を定めてマップ化した位相マップを有し、運転モードが変化するとき該位相マップから変化後の運転モードに対応した位相を読み取り、該位相を加振機による振動の初期位相としてフィードバック制御を開始する。フィードバック制御により車体振動が低減されるときの最適位相を用いて、上記位相マップにおける対応する運転モードの位相を更新する。
請求項(抜粋):
車体振動を低減するための振動を発生する加振機と、車体の所定箇所に取付けられ該所定箇所の車体振動を検出する振動センサと、上記加振機による車体振動の低減効果が発揮されるように、上記振動センサの信号を受けながら加振機による振動の位相を変更するフィードバック制御をする制御手段とを備えた車両の振動低減装置において、上記制御手段は、車両の所定の運転モードを検知する運転モード検知部と、予め各運転モード毎に対応する位相を定めてマップ化した位相マップと、運転モードが変化するとき上記位相マップから変化後の運転モードに対応した位相を読み取り、該位相を初めに加振機による振動の位相としてフィードバック制御を開始するフィードバック制御部と、該フィードバック制御により車体振動が低減されるときの位相を用いて、上記位相マップにおける対応する運転モードの位相を更新するマップ更新部とを有していることを特徴とする車両の振動低減装置。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  B60K 5/12 ,  G05D 19/02

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