特許
J-GLOBAL ID:200903071801140718

車両用自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-030350
公開番号(公開出願番号):特開平7-239016
出願日: 1994年02月28日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】特定の車両走行条件が不成立となった際の変速制御切換時における運転性の最適化を図る。【構成】渋滞判定されている場合に(S1) 、スロットル開度TVO と車速VSPとが渋滞解除条件に相当する値になっても(S2,S3) 、TVO とVSP とが図5の渋滞解除時用マップの領域A内にある間は(S11) 、即ち渋滞判定中にホールドされていた2速から他の変速段に変速する必要がない場合は、渋滞解除の判定を遅延させて、そのまま渋滞判定を維持する(S12,S13) 。従って、従来のような、意図しないTVO 変化やノイズ等によって、実際は渋滞走行が続いている場合でも直ちに渋滞判定が解除され、再び渋滞判定がなされるまでの間に通常変速制御が行なわれ、これによって頻繁な変速ショックが発生するという不具合を解消することができる。
請求項(抜粋):
特定の車両走行条件を検出する特定条件検出手段を備え、該特定条件成立状態と、特定条件不成立状態とで、異なる変速パターンに従って変速制御を行なうようにした車両用自動変速機の変速制御装置において、特定条件成立状態が不成立状態となったことが検出された際に、前記特定条件成立状態において使用されていた特定条件成立時変速段と、前記特定条件不成立状態における変速パターンに従って新たに選択される選択変速段と、を比較する変速段比較手段と、前記変速段比較手段により比較される前記特定条件成立時変速段と前記選択変速段とが一致している間は、特定条件成立状態が不成立状態となったとの判断を遅延させる特定条件不成立判断遅延手段と、を備えたことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
IPC (6件):
F16H 61/00 ,  F16H 61/10 ,  F16H 61/16 ,  F16H 61/18 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:44

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