特許
J-GLOBAL ID:200903071802911670

廃棄物処理装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-201917
公開番号(公開出願番号):特開平8-061632
出願日: 1994年08月26日
公開日(公表日): 1996年03月08日
要約:
【要約】【目的】 廃棄物の熱分解が良好で安全に行なえ、熱分解残留物から有価物を未酸化の状態で回収することができる、直接加熱方式による熱分解の実現を目的とする。【構成】 熱分解反応器1で廃棄物の熱分解により生成した低温乾留ガスの一部は、低温乾留ガス分岐管14で低温乾留ガス加熱器13に導かれる。低温乾留ガス加熱器13は、燃焼溶融炉5から排出される燃焼排ガスを導く煙道11に設けられている。この燃焼排ガスと、低温乾留ガス分岐管14で導かれた低温乾留ガスとは、低温乾留ガス加熱器13で間接的に熱交換する。これにより、500〜600°Cに加熱された低温乾留ガスは、低温乾留ガス戻管15で熱分解反応器1に戻される。戻された低温乾留ガスは、熱分解反応器1内の廃棄物中に直接導入され、廃棄物の熱分解の熱源となる。これにより、熱分解反応器1内の還元性雰囲気を保ちつつも、自給的な直接加熱方式による熱分解ができる。
請求項(抜粋):
廃棄物を加熱して熱分解し、低温乾留ガスと熱分解残留物とに分離する熱分解反応器と、前記熱分解残留物から分別したチャーと前記低温乾留ガスとを燃焼する燃焼器とを備えている廃棄物処理装置において、前記熱分解反応器で生成した前記低温乾留ガスの一部を前記熱分解反応器外に取り出す第1の低温乾留ガス流路と、この取り出した低温乾留ガスを加熱して昇温せしめる加熱器と、この加熱後の低温乾留ガスを前記熱分解反応器内の廃棄物に直接導入し、前記熱分解の加熱源とする第2の低温乾留ガス流路とを備えていることを特徴とする廃棄物処理装置。
IPC (3件):
F23G 5/027 ZAB ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23G 5/00 115
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭50-147174
  • 特開昭50-049305

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