特許
J-GLOBAL ID:200903071802916230

ポリオレフィンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡澤 英世 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-277030
公開番号(公開出願番号):特開平9-151207
出願日: 1996年09月27日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 分子量が高いポリオレフィン製造法の提供。【解決手段】 Me1R1p(OR2)qX14-p-qで表される化合物 と、Me2R3m(O R4)nX2z-m-nで表される化合物 と、環状で共役二重結合を2個以上持つ有機 化合物と、Al-O-Al結合を含む変性有機アルミニウム化合物を接触させて得られる成分(1)と、周期律表第IV〜VIII族の遷移金属成分、周期律表第IV〜VIII族の遷移金属化合物成分又は当該遷移金属化合物とMe' R'm(OR")nX'z-m-nとを接触させて得られる成分から選ばれる成分(2)と、無機化合物担体および/または粒子状ポリマー担体から選ばれる成分(3)とを相互に接触させて得られる触媒の存在下に、オレフィンを重合または共重合させる。
請求項(抜粋):
(1)少なくとも下記に示す1)〜4)の各成分を相互に接触させて得られる成分(成分(1))1)一般式Me<SP>1</SP>R<SP>1</SP><SB>p</SB>(OR<SP>2</SP>)<SB>q</SB>X<SP>1</SP><SB>4-p-q</SB>で表される化合物(式中、R<SP>1</SP>、R<SP>2</SP>は個別に炭素数1〜24の炭化水素基、X<SP>1</SP>はハロゲン原子または水素原子、Me<SP>1</SP>はZr、TiまたはHfを示し、p及びqはそれぞれ0≦p≦4、0≦q≦4、0≦p+q≦4である)、2)一般式Me<SP>2</SP>R<SP>3</SP><SB>m</SB>(OR<SP>4</SP>)<SB>n</SB>X<SP>2</SP><SB>z-m-n</SB>で表される化合物(式中、R<SP>3</SP>、R<SP>4</SP>は個別に炭素数1〜24の炭化水素基、X<SP>2</SP>はハロゲン原子または水素原子、Me<SP>2</SP>は周期律表第I〜III族元素、zはMe<SP>2</SP>の価数を示し、m及びnはそれぞれ0<m≦z、0≦n≦zで、しかも0<m+n≦zである、)3)環状で共役二重結合を2個以上持つ有機化合物、4)Al-O-Al結合を含む変性有機アルミニウム化合物および(2)下記(ア)および(イ)から選ばれる成分(成分(2))(ア)少なくとも下記に示す1)からなる成分、または1)および2)の成分を接触させて得られる成分1)周期律表第IV〜VIII族の遷移金属元素化合物(ただし、該化合物はこれらの遷移金属元素の酸化物、ハロゲン化物、炭酸塩、酢酸塩、アルコキシド、アセチルアセトナート、メタロセン、水素錯体、アルキル錯体、ホスフィン錯体、シアノ錯体、ピリジル錯体、カルボニル錯体の中から選ばれる化合物である)2)一般式Me'R'<SB>m</SB>(OR")<SB>n</SB>X'<SB>z-m-n</SB>で表される化合物(式中、R'、R"は個別に炭素数1〜24の炭化水素基、X'はハロゲン原子または水素原子、Me'は周期律表第I〜III族元素、zはMe'の価数を示し、m及びnはそれぞれ0<m≦z、0≦n≦zで、しかも0<m+n≦zである)(イ)周期律表第IV〜VIII族の遷移金属を接触し、かつ(a)上記成分(1)および(2)の少なくともいずれか一方に、および/または、(b)上記成分(1)の調製時および成分(2)の調製時の少なくともいずれか一方に、(3)無機化合物担体および/または粒子状ポリマー担体を接触することにより得られる触媒の存在下、オレフィンを重合または共重合することを特徴とするポリオレフィンの製造方法。
IPC (2件):
C08F 4/65 MFG ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 4/65 MFG ,  C08F 10/00

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