特許
J-GLOBAL ID:200903071803165831

二重金属管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-066854
公開番号(公開出願番号):特開平5-015982
出願日: 1991年03月29日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】管の一方に炭素鋼管あるいは低合金鋼管を、他方に高耐食性金属管を用いて接合強度の高い二重金属管を高能率で製造する。【構成】外管と内管の接合面を表面粗さをRmax 75μm 以下に調整した後、その接合面に低融点のインサート材(B:1〜4重量%、または、さらにSi:9重量%以下、Cr:30重量%以下の1種以上を含有するFe基またはNi基合金、厚さ25〜100 μm )を介在させさせた状態で管を組み立て、所定の条件で、冷間縮径加工を行い、加熱時における接合界面の面圧が 0.1kgf/mm2 以上となる条件下で、1050〜1250°Cで 120秒以上加熱し、外管の内面と内管の外面を拡散接合する。
請求項(抜粋):
内管の外表面および外管の内表面を表面粗さRmax 75μm 以下に調整した後、内管と外管の間に、インサート材として、B:1〜4重量%を含有し、残部がFeまたはNiと不可避不純物からなる厚さ25〜100 μm の金属層、または、B:1〜4重量%と、Si:9重量%以下、Cr:30重量%以下の1種以上を含有し、残部がFeまたはNiと不可避不純物からなる厚さ25〜100μm の金属層を介在させて外管の中に内管を装入し、下記の条件で冷間縮径加工を行い、加熱時における接合界面の面圧が 0.1kgf/mm2 以上となる条件下で、1050〜1250°Cで120 秒以上加熱し、外管の内面と内管の外面を拡散接合することを特徴とする二重金属管の製造方法。El ≧R/hi で、かつ、El ≧ 1.05ただし、El :冷間縮径加工時の延伸比(縮径後の素管の長さ/縮径前の素管の長さ)R :Rmax で定義した内、外管の表面粗さのうち、大きい方の値(μm )hi :金属層の厚さ(μm )
IPC (5件):
B23K 20/00 310 ,  B21C 1/00 ,  B21C 1/22 ,  B21C 37/06 ,  C21D 8/10

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