特許
J-GLOBAL ID:200903071806297917
デジタル信号処理を用いる多周波数・多目標車両用レーダシステム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
金山 敏彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-202311
公開番号(公開出願番号):特開平6-167565
出願日: 1993年08月16日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 確実且つ安定的に作動し、しかもコストが安価な自動車レーダシステムを提供する。【構成】 システムは、2チャネル送信周波数を生成する送信セクションを含んだデジタル信号処理技術を用いている。アンテナは、送信信号を送信し、反射された受信信号を受信する。ミクサーは送信周波数から受信周波数を差し引いた差信号を生成する。前端部電子装置セクションの信号スイッチは、チャネル1及びチャネル2信号を時多重分離化し、サンプリングする。そのサンプルは2チャネルA/D変換器に伝送される。デジタル電子装置セクションはデジタル情報を受信し、デジタルデータの各チャネルでFFT演算を行って、2つのチャネルの周波数及び位相差に基づき目標の相対速度及び距離を決定する。、また、デジタル電子装置セクションは車両の運転制御状態に関する情報を受けとり、識別された目標の危険度を決定する。
請求項(抜粋):
自動車の周囲の複数の目標を検出すると共に、その目標がもたらす危険をその自動車の運転者に警報するための車両用レーダシステムであって、a)少なくとも2つの周波数の無線周波信号を送信し、受信し、比較すると共に、それら周波数の信号を時多重化することによって時多重化出力信号を生成するマイクロ波トランシーバ手段と、b)前記マイクロ波トランシーバ手段に接続され、前記マイクロ波トランシーバ手段によって生成された時多重化出力信号をデジタル化し、前記マイクロ波トランシーバ手段の出力信号を、アナログ信号から、各部分列がそれぞれ各周波数に対応しているデジタルデータワードのインターリーブ順序列に変換する前端部電子装置手段と、c)複数の目標の存在を検出し、各目標についてその距離を計算し、前記自動車に対する各目標の相対速度を計算するデジタル電子装置手段であって、(1) 前記前端部電子装置手段に接続され、その前端部電子装置手段の前記デジタルデータワード出力をデジタルワードの各部分列について時間領域から周波数領域にマップして、各目標からの受信信号の周波数を決定する少なくとも1つのデジタル信号プロセッサ手段と、(2) 前記少なくとも1つのデジタル信号プロセッサ手段に接続され、前記各無線周波信号についての目標からの受信信号の位相差から各目標の距離を決定し、そして前記各無線周波信号について目標からの受信信号の周波数差から相対速度を決定すると共に、前記目標を追跡し、決定された距離及び相対速度の関数としてその目標によりもたらされる危険度を評価する少なくとも1つのマイクロコントローラ手段と、を含むデジタル電子装置手段と、d)前記マイクロコントローラ手段に接続され、前記目標によってもたらされる危険の存在を運転者に対して視覚的及び聴覚的に提示するディスプレイ・センサ手段と、を含むことを特徴とする車両用レーダシステム。
IPC (3件):
G01S 13/60
, G01S 13/52
, G01S 13/93
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