特許
J-GLOBAL ID:200903071809888398

操舵装置及び操舵反力設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉田 研二 ,  石田 純
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-167396
公開番号(公開出願番号):特開2009-006742
出願日: 2007年06月26日
公開日(公表日): 2009年01月15日
要約:
【課題】ハンドルの切り増し時と切り戻し時の操舵反力特性にヒステリシスを持たせる場合において、ハンドルに振動が発生したときの振動レベルを抑制する。【解決手段】操舵反力指令値Tp*が第2の特性線(例えばB,D)上にある場合にハンドルの切り増し切り戻しの方向が変化したときは、操舵反力指令値Tp*の傾きがK2からK1に増大し、操舵反力指令値Tp*が第1の特性線(例えばA2)上にある場合に操舵角θhが第1の特性線と第2の特性線との交点に相当する角度に到達したときは、操舵反力指令値Tp*の傾きがK1からK2に減少する。操舵角θhの振動レベルが所定レベル以上である場合は、第1の特性線における傾きをK1より小さいK3に設定する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
ハンドルの操作に応じた操舵反力を出力する車載用の操舵装置であって、 前記ハンドルの操舵角を検出する操舵角検出手段と、 該検出した操舵角に基づいてハンドルの切り増しと切り戻しとを判定する切増切戻判定手段と、 前記検出した操舵角に基づいて操舵角の振動レベルを演算する振動レベル演算手段と、 前記切増切戻判定手段による判定結果と前記検出された操舵角とに基づいてヒステリシス特性をもって目標操舵反力を設定する目標操舵反力設定手段と、 該設定された目標操舵反力が出力されるよう操舵反力を出力する操舵反力出力手段と、 を備え、 前記ヒステリシス特性は、 操舵角の変化に対して操舵反力が第1の傾きで変化する第1の特性と、操舵角の変化に対して操舵反力が前記第1の傾きよりも小さい第2の傾きで変化する第2の特性と、を含み、 操舵角に対する操舵反力が前記第2の特性上にある場合にハンドルの切り増し切り戻しの方向が変化したときは、操舵角に対する操舵反力の傾きが前記第2の傾きから前記第1の傾きに変化し、操舵角に対する操舵反力が前記第1の特性上にある場合に操舵角が該第1の特性と前記第2の特性との交点に相当する角度に到達したときは、操舵角に対する操舵反力の傾きが前記第1の傾きから前記第2の傾きに変化する特性であり、 前記目標操舵反力設定手段は、前記振動レベル演算手段で演算された振動レベルが所定レベル以上である場合は、前記第1の特性における操舵角に対する操舵反力の傾きを、前記第1の傾きより小さい第3の傾きに設定する、操舵装置。
IPC (2件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04
FI (2件):
B62D6/00 ,  B62D5/04
Fターム (22件):
3D232CC08 ,  3D232DA03 ,  3D232DA09 ,  3D232DA15 ,  3D232DA20 ,  3D232DA23 ,  3D232DC03 ,  3D232DC12 ,  3D232DC14 ,  3D232DC22 ,  3D232DD06 ,  3D232EA01 ,  3D232EB04 ,  3D232EB12 ,  3D232EC37 ,  3D232GG01 ,  3D233CA13 ,  3D233CA16 ,  3D233CA17 ,  3D233CA19 ,  3D233CA21 ,  3D233CA35
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3889916号公報

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