特許
J-GLOBAL ID:200903071813307561

温熱治療装置とこの装置に用いられるぜん動ポンプおよびヒーター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-079578
公開番号(公開出願番号):特開平8-080351
出願日: 1995年03月10日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 所定体組織に的を絞って効率よく温熱治療を施すことができるような温熱治療装置を得る。【構成】 患者の所定体組織を温熱治療する装置であり、体内空間に挿入可能なカテーテルを有しする。カテーテルは先端部に体内空間にアンカー部を有し、アンカー部が体内空間に係止された状態でカテーテルの末端部は外に延びるとともにアンカー部に隣接する加熱部は所定体組織の近くに位置する。カテーテルは、加熱部内に加熱流体を循環させる第1および第2の通路を有するが、両通路はアンカー部までは延びておらずアンカー部には加熱流体は供給されない。さらに、カテーテルには、アンカー部に非加熱流体を供給し、アンカー部を膨張させる第3の通路も設けられている。この装置によれば、アンカー部およびその近傍体組織を加熱することなしに、加熱部およびその近傍体組織を加熱して治療する。
請求項(抜粋):
患者の体内空間内もしくは近傍に位置する所定体組織を温熱治療する装置であって、前記体内空間に挿入可能なカテーテルを有し、このカテーテルは先端部に前記体内空間に係止される膨張可能なアンカー部を有し、前記アンカー部が前記体内空間に係止された状態で前記カテーテルの末端部は前記体内空間から外に延びるとともに前記アンカー部に隣接して設けられた膨張可能な加熱部は温熱治療が施される体組織の近くに位置するように構成されており、前記カテーテルは、前記末端部から前記加熱部まで延びて前記アンカー部を除いて前記加熱部内に加熱流体を循環させる第1および第2の通路と、前記末端部から前記アンカー部まで延びて前記アンカー部に非加熱流体を供給して前記アンカー部を膨張させる第3の通路とを有し、前記アンカー部およびその近傍体組織を加熱することなしに、前記加熱部およびその近傍体組織を加熱し、前記加熱部の近傍体組織のみを治療するようにしたことを特徴とする温熱治療装置。
IPC (2件):
A61M 25/00 ,  A61F 7/12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭52-104397

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