特許
J-GLOBAL ID:200903071820723074
内燃機関の燃料制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-220112
公開番号(公開出願番号):特開平7-077096
出願日: 1993年09月03日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関の始動時において、如何なる場合もその空燃比を適正に制御することができ、ひいてはその始動性を大幅に向上させることのできる内燃機関の燃料制御装置を提供する。【構成】 始動時に内燃機関に供給すべき燃料量を始動時の冷却水温に対応した値として算出する始動時燃料量算出手段、内燃機関の停止中にインジェクタから洩れた燃料量の累積値を推定する洩れ燃料量推定手段、算出された始動時の燃料量に対する該推定された洩れ量の比率を求め、この求めた比率が過剰燃料を示すとき異常判定情報を出力する比率異常判定手段、そしてこの異常判定情報の出力に基づいて内燃機関への燃料供給を所定期間禁止する燃料供給禁止手段をそれぞれ具える。停止時間が長い程、また冷却水温が高い程、上記比率は過剰燃料を示す。そのときには洩れた燃料のみで適正空燃比に調整される。
請求項(抜粋):
内燃機関に対し燃料を供給する燃料供給手段と、同内燃機関の冷却水温を検出する冷却水温センサと、同内燃機関の機関動作を始動、並びに停止せしめるイグニションキーと、このイグニションキーの操作に基づいて同内燃機関の停止/再始動を監視する停止/再始動監視手段と、この停止/再始動監視手段による内燃機関の再始動の認知に基づいて前記冷却水温センサによる冷却水温検出データを読み込み、前記燃料供給手段が始動時に内燃機関に供給すべき燃料量を該読み込んだ冷却水温検出データに対応して算出する始動時燃料量算出手段と、内燃機関停止中に前記燃料供給手段から洩れた燃料量の累積値を推定する洩れ燃料量推定手段と、前記算出された始動時の燃料量に対する該推定された洩れ量の比率を求め、該求めた比率が所定の比率を上回るとき異常判定情報を出力する比率異常判定手段と、この異常判定情報の出力に基づいて前記燃料供給手段による内燃機関への燃料供給を所定期間禁止する燃料供給禁止手段と、を具えることを特徴とする内燃機関の燃料制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/22 325
, F02D 41/06 330
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