特許
J-GLOBAL ID:200903071822790895

逆バケット型ドレントラップおよびその監視システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-022124
公開番号(公開出願番号):特開平6-323497
出願日: 1993年01月14日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 気体の無駄な排出を防止するとともに、熟練者でなくとも容易に動作状態を把握できる逆バケット型ドレントラップを提供することである。【構成】 弁機構を構成する弁座27,弁29,弁棒30,ガイド31,ベント棒32,チェイン34は、フロート26の上下移動と連動し、流体貯留室4内の液面が所定の高さ以上のときには気体排出口13およびベント孔18を開いて逆バケット17内の気体をバケット室10を経由して流体貯留室4に排気する。逆バケット17の下降時に液体排出口12が開かれ、液体排出口12から液体が排出される。また、弁機構は、流体貯留室4内の液面が所定の高さ以下になったときには気体排出口13およびベント孔18を閉じる。流体貯留室4内の液面が流体流入口11にまで低下すると、気体が流体流入口11を介して逆バケット17内に貯留され、逆バケット17が浮力を得て上昇し、上昇時に液体排出口12が閉じられる。センサ41は、流体貯留室4内の液面の変動を検出することにより、液体排出口12からの間欠排水サイクルに相関する電気信号を出力する。
請求項(抜粋):
外部から流入する流体および気体を一時的に貯留し、液体のみを自動的かつ間欠的に外部に排出する逆バケット型ドレントラップであって、その上部に流体導入口を有し、当該流体導入口から導入される流体および気体を一時的に貯留する流体貯留室、その下部に前記流体貯留室に連通する流体流入口を、その上部に前記外部に連通する液体排出口を、その上部に前記流体貯留室に連通する気体排出口を有するバケット室、その上部にベント孔を有し、前記バケット室内に上下移動自在に収納される逆バケット、前記流体貯留室内に上下移動自在に収納され、当該液体貯留室内の液面が少なくとも前記液体排出口を越える所定の高さ以上か否かをその浮力によって検出する液面検知手段、前記液面検知手段の上下移動と連動し、前記液体貯留室内の液面が所定の高さ以下になったときには前記気体排出口および前記ベント孔を閉じて前記逆バケット内に貯留された気体の排除を禁止するとともにバケット室を定常的にほぼ満水状態にし、前記液体貯留室内の液面が所定の高さ以上のときには前記気体排出口および前記ベント孔を開いて前記逆バケット内の気体を前記バケット室を経由して前記流体貯留室に排気する弁機構、および前記流体貯留室内の前記液面の変動を検出することにより、前記液体排出口からの間欠排水サイクルに相関する電気信号を出力するためのセンサ手段を備え、前記逆バケットの上昇時に前記液体排出口が閉じられ、前記逆バケットの下降時に前記液体排出口が開かれ、それによって当該液体排出口から液体が排出されることを特徴とする逆バケット型ドレントラップ。
IPC (2件):
F16T 1/30 ,  F16T 1/48

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