特許
J-GLOBAL ID:200903071823864434

印刷装置、画像記録方法、および記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-175831
公開番号(公開出願番号):特開2001-030521
出願日: 1997年07月17日
公開日(公表日): 2001年02月06日
要約:
【要約】【課題】 濃度の異なる2種類以上のドットを形成可能な印刷装置における画像形成の手法を提案する。【解決手段】 入力した階調データから、最初に濃度の高いインクの記録率のテーブルを参照して濃ドットを形成するか否かを組織的ディザ法により判断し、形成すると判断した場合には、そのインクのヘッドのピエゾ素子PEを駆動して濃ドットを形成し、結果値RVを演算する。他方、濃ドットを形成しない場合には、結果値RVは値0とし、入力した階調データを基に、濃度の低いインクによりドットを形成するか否かを、誤差拡散の手法を用いて判断する。また、結果値RVを演算する。この結果、形成される画像の原画像に対する濃度誤差は、淡ドットのオン・オフにより、最小に制御される。したがって、単位面積当たりの濃度の異なるドットを用いて印刷を行なうプリンタで、異なる種類のドットのオン・オフを適正に決定し、印刷の品位を高めることができる。なお、無彩色のインクのドットの有無により、シアンインクのドット形成に影響を与える構成も採用可能である。
請求項(抜粋):
単位面積当たりの濃度の異なる2種類以上のドットを、印字対象物上に形成可能なヘッドを備え、該ドットの分布により多階調の画像を記録する印刷装置であって、印刷すべき画像の階調信号を画素毎に順次入力する入力手段と、該入力された階調信号に基づいて、前記濃度の異なる2種類以上のドットのうちの少なくとも濃度が高低いずれか一方の側のドットにより実現すべき記録濃度を決定する記録濃度決定手段と、該記録濃度に基づいて、2以上の多値化を行なって、前記単位面積当たりの濃度が前記いずれか一方の側のドットの形成を判断する第1のドット形成判断手段と、該多値化の結果を、前記単位面積当たりの濃度が高低いずれか他方の側のドットにより実現すべき記録濃度に反映させ、該記録濃度に従って、単位面積当たりの濃度が他方の側のドットによる2以上の多値化を行ない、該他方の側のドットの形成を判断する第2のドット形成判断手段と、前記第1および第2のドット形成判断手段の判断結果に基づいて、前記ヘッドを駆動して、単位面積当たりの濃度の異なる2種類以上のドットを形成させるヘッド駆動手段とを備えた印刷装置。
IPC (5件):
B41J 2/205 ,  B41J 2/52 ,  B41J 2/21 ,  B41J 2/01 ,  B41M 5/00
FI (5件):
B41J 3/04 103 X ,  B41M 5/00 E ,  B41J 3/00 A ,  B41J 3/04 101 A ,  B41J 3/04 101 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平1-129669
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-129669

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