特許
J-GLOBAL ID:200903071828599321

電子オドメータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-158276
公開番号(公開出願番号):特開2000-346670
出願日: 1999年06月04日
公開日(公表日): 2000年12月15日
要約:
【要約】【課題】 EEPROM回路のみを使用して、車両の走行距離を求め、定期的なノイズに対してもビット化けに対する冗長性を高め、これによって走行中に積算計が停止するのを抑制する。【解決手段】 CPU回路2は、車速パルスを取り込んでカウントし、走行距離が所定距離毎にEEPROM回路3aの走行距離データを更新し、最新の走行距離データに基づき表示データを作成して、表示器4上に最新の走行距離を表示する。書込処理部51は、EEPROM3aに対する書き込み処理を予め定められている第1の書込回数だけ実行し、第1の書込回数だけ書き込み処理を実行しても書き込み処理が失敗した場合には、再書込処理部52は、書込周期よりも短い再書込周期で再書き込み処理を予め定められている第2の書込回数だけ実行し、第2の書込回数だけ再書き込み処理を実行しても再書き込み処理が失敗した場合には、第1の積算停止部53は、EEPROM回路3aが異常であると判定して走行距離データの積算を停止する。
請求項(抜粋):
複数のデータ部を持つオドエリアと複数のデータ部を持つアドレスエリアとを有する書き換え可能な不揮発性メモリと、車両に設けられたセンサから出力される車速パルスをカウントし、このカウント結果に基づき、前記オドエリアの各データ部をサイクリックに使用して、走行距離情報を書き込むとともに、前記アドレスエリアの各データ部をサイクリックに使用して、前記オドエリアの各データ部のうち、最後に書き込まれたデータ部を指示する最新指示情報を書き込む走行距離情報更新部と、走行距離を表示する際には、前記不揮発性メモリの前記アドレスエリアに書き込まれている最新指示情報を読み出し、この最新指示情報に基づき、前記不揮発性メモリの前記オドエリアに書き込まれている走行距離情報を読み出し、この走行距離情報に基づき、表示器上に車両の走行距離を表示する走行距離情報演算表示部とを備え、前記走行距離情報更新部は、前記不揮発性メモリに対する書き込み処理を予め定められている第1の書込回数だけ実行する書込処理部と、前記第1の書込回数だけ書き込み処理を実行しても書き込み処理が失敗した場合には、書込周期よりも短い再書込周期で再書き込み処理を予め定められている第2の書込回数だけ実行する再書込処理部と、前記第2の書込回数だけ再書き込み処理を実行しても再書き込み処理が失敗した場合には、前記不揮発性メモリが異常であると判定して走行距離情報の積算を停止する第1の積算停止部と、を備えることを特徴とする電子オドメータ装置。
IPC (2件):
G01C 22/00 ,  G01C 25/00
FI (2件):
G01C 22/00 E ,  G01C 25/00
Fターム (7件):
2F024AA01 ,  2F024AB07 ,  2F024AC01 ,  2F024AC03 ,  2F024AD03 ,  2F024AE07 ,  2F024AF01

前のページに戻る