特許
J-GLOBAL ID:200903071836779452

燃料噴射装置の異常判断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-308031
公開番号(公開出願番号):特開平5-141301
出願日: 1991年11月22日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 異常気筒に対応した噴射装置を正確に判断する。【構成】 メモリ内の第1気筒の制御量TF1を取り出し(240)、メモリ内の全気筒の制御量の平均値AVTF を取り出し(250)、前記両者の差を制御量偏差△TFi=TFi-AVTF として算出する(260)。そして、前記△TFiの絶対値が所定値β以上であるかどうかを判別し(270)、所定値β以上の場合は、異常として異常気筒番号(i)をメモリに記憶すると同時に異常警告ランプを点灯する(280)。なお、モニタする対象をPCVの制御量TF から、コモンレール圧力PC に置換しても同様に異常判断を行える。このように、コモンレールから先の配管やインジェクタの部品異常等、異常気筒に対応した噴射装置に関連した異常の発生を正確に判断することができる。
請求項(抜粋):
圧力調整機構により、所定の圧力に調整可能な燃料の蓄圧室に蓄えられた高圧燃料をディーゼル機関の各気筒に噴射供給する燃料噴射手段を備える蓄圧式燃料噴射装置において、上記蓄圧室内の燃料の圧力値に関連する物理量を検出する検出手段と、上記検出手段により検出される上記蓄圧室内の圧力値に関連する物理量を上記各気筒に対応させて記憶しておく記憶手段と、各気筒に対応する上記蓄圧室の圧力値に関連する物理量を基準値と比較し、その偏差の大きさに基づいて特定の気筒の燃料噴射手段に関連した異常を判断する異常判断手段と、を備えたことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置の異常判断装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-095770
  • 特開平2-095770
  • 特開平2-055857
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