特許
J-GLOBAL ID:200903071838513760
板状の素材を円筒容器状に成形するプレス法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-163522
公開番号(公開出願番号):特開平5-329559
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 絞り工程としごき工程とを含み、析出硬化系ステンレス鋼製の板状の素材を円筒容器状に成形するプレス法であって、素材の置き割れを防止しつつ、素材の肉厚均一化と素材内周隅部へのひけ発生防止とを達成する。【構成】 プレス工程を、ブランキング工程,4回の絞り工程,正しごき工程,逆しごき工程およびしごきコイニング工程をそれらの順に行うものとする。さらに、正しごき工程は素材の円筒部をそれの底部側から開口部側に向かってしごくものとし、逆しごき工程は素材の円筒部をそれの開口部側から底部側にしごくものとする。したがって、正しごき工程においては、素材内周隅部へのひけ発生を防止しつつ、素材の肉厚均一化が達成され、また、逆しごき工程においては、素材円筒部の外面における残留応力が減少して置き割れが防止される。
請求項(抜粋):
板状の素材を円筒容器状に絞る第1の工程と、その円筒容器状の素材の円筒部をそれの軸方向にしごく第2の工程とを含み、板状の素材を円筒容器状に成形するプレス法において、前記第2の工程を、円筒容器状の素材を円筒状の第1のしごきポンチの一端部に被せた後、それら素材および第1のしごきポンチを一緒に、素材の底部側から第1のダイ穴内に押し込むことにより、素材の円筒部をそれの底部側から開口部側に向かってしごく正しごき工程と、円筒容器状の素材を円筒状の第2のしごきポンチの一端部に被せた後、その素材の底部に前記第2のしごきポンチとは反対側から円筒状の押込ポンチを押し当てて素材を第2のしごきポンチと一緒に、素材の開口部側から第2のダイ穴内に押し込むことにより、素材の円筒部をそれの開口部側から底部側に向かってしごく逆しごき工程とを含むものとしたことを特徴とするプレス法。
IPC (2件):
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