特許
J-GLOBAL ID:200903071839363648

超薄ジルコンコーティングの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-263458
公開番号(公開出願番号):特開平5-208821
出願日: 1992年10月01日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 限外濾過膜に用いられる新規の超薄ジルコンコーティングの製造方法を提供する。【構成】 (A)均質な混合ゾルが得られるまで、ドーピング剤の存在下で、シリコンアルコキシドの加水分解により生じるアルコール性ゾルとキレート化したジルコニウム化合物とを混合し;(B)その混合ゾルからのコロイド粒子および/または重合体を含む熟成ゾルを形成し;(C)ミクロ細孔基体上に前記熟成ゾルのコーティングを形成し;(D)そのゾルコーティングを流動のないゲルコーティングとなるまで十分遅く乾燥し;(E)900 から1500°Cの温度で前記ゲルコーティングを焼成して極薄ジルコン層被着剤を形成する。そのようにして得たジルコン膜を限外濾過膜または保護コーティングとして用いる。
請求項(抜粋):
A)均質な混合ゾルが得られるまで、生成する混合物に溶性であり、ジルコンの結晶化を促進させるドーピング剤の存在下で、1に近いまたは等しいSi/Zrのモル比を生じるゾルと溶液の比率で、シリコンアルコキシドの加水分解および部分的な縮合により生じる均質なアルコール性ゾルと、アルコール中のキレート化されたジルコニウム化合物とを混合し;B)(i) 温度条件下で約30分から24時間前記混合ゾルを撹拌し、熟成ゾルのゲル化を避けて該熟成ゾルを得るために撹拌すること、および(ii)前記混合ゾルをゲル化し、乾燥させて生成したゲルの粉末を形成し、この粉末を酸性水と混合して熟成ゾルを得ることから選択された方法によりコロイド粒子および/または重合体を含む熟成ゾルを形成し;C)ミクロ細孔基体上に前記熟成ゾルのコーティングを形成し;D)前記ゾルコーティングをゲルコーティングに転化し、該ゲルコーティング中の流動を避けるために該ゾルコーティングを十分遅く乾燥し;E)900 から1500°Cの温度で前記基体上で前記ゲルコーティングを焼成して該ミクロ細孔基体上に極薄ジルコン層被着剤を形成することを特徴とする超薄ジルコンコーティングの製造方法。
IPC (2件):
C01G 25/02 ,  B01D 71/02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平3-197312

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