特許
J-GLOBAL ID:200903071851944923
内燃機関用ピストン及びその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青木 輝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-020182
公開番号(公開出願番号):特開平11-200948
出願日: 1998年01月19日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 燃焼室の開口縁の所定位置に銅合金層を形成して、開口縁の強度を向上させることが可能な内燃機関用ピストン及びその製造方法を提供する。【解決手段】 ピストン1の冠面部2に窪み状の燃焼室13を形成すると共に、所定位置ピストンピン孔10を形成する。前記燃焼室13の開口縁14を形成する冠面部2に周溝16を形成する。前記周溝16のうち、ピストンピン孔10の軸方向に位置する周溝16内には銅線材17を挿入し、ピストンピン孔10の軸方向と直角な方向に位置する周溝16内にはアルミニウム合金線材18を挿入する。前記銅線材17、アルミニウム合金線材18及びピストン1の母材を局部的に再溶融して、所定位置に銅合金層19を形成する。前記銅合金層19に機械加工を施すことによって、燃焼室13の開口縁14の所定位置に銅合金層部15を形成した。
請求項(抜粋):
ピストンの冠面部に窪み状の燃焼室が形成されると共に、所定位置にピストンピン孔が形成されてなるアルミニウム合金製の内燃機関用ピストンにおいて、前記燃焼室の開口縁を形成する冠面部に周溝を形成し、この周溝のうち、ピストンピン孔の略軸方向に位置する周溝内には銅線材を挿入し、ピストンピン孔の軸方向と略直角な方向に位置する周溝内にはアルミニウム合金線材を挿入して、前記銅線材、アルミニウム合金線材及びピストンの母材を局部的に再溶融して、所定位置に銅合金層を形成し、前記銅合金層に機械加工を施すことによって、燃焼室の開口縁の所定位置に銅合金層部を形成してなることを特徴とする、内燃機関用ピストン。
IPC (4件):
F02F 3/26
, F02F 3/00
, F02F 3/00 302
, F16J 1/01
FI (5件):
F02F 3/26 D
, F02F 3/00 J
, F02F 3/00 G
, F02F 3/00 302 Z
, F16J 1/01
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