特許
J-GLOBAL ID:200903071854533959

デバイスドライバプログラムのテスト装置およびその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢島 保夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-159495
公開番号(公開出願番号):特開平8-006819
出願日: 1994年06月17日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】実システムではカーネルモードで動作するデバイスドライバプログラムを、利用者モードのプロセスのみを利用して、模擬実行することのできるテスト装置および方法を提供することを目的とする。【構成】利用者モードで被テストプログラムを呼び出す部分を、独立したプロセスとして実行するとともに、本来はカーネルモードで動作すべき被テストプログラムを1つのプロセス(擬似カーネルプロセス)に割り当て、このプロセス内にシステムコール処理をスレッドという実行単位で実行するようにする。さらに、複数の入出力装置をそれぞれ独立したプロセス(擬似入出力プロセス)として実行するようにする。【効果】任意の時点でプログラムを停止させて内部状態を検査するという通常のデバッグ方法を適用できる。また、不当なマシン命令を実行しても本テスト装置で補足でき、計算機システム全体が停止することはない。さらにデバイスドライバプログラムのテストを1つの計算機上で複数個同時に行なうことができる。
請求項(抜粋):
利用者モードおよびカーネルモードの2つのプロセス実行モードを提供する計算機システムにおいて利用者モードの処理から呼び出され実際にはカーネルモードで動作する被テストプログラムを、利用者モードのみを利用して模擬実行するデバイスドライバプログラムのテスト装置であって、利用者モードで前記被テストプログラムを呼び出す処理を含む利用者プログラムを、独立した動作空間を持つプログラム単位に割り当てたプロセスとして、実行する第1の手段と、実際にはカーネルモードで動作すべき被テストプログラムを擬似カーネルプロセスと呼ぶ1つのプロセスに割り当てるとともに、前記被テストプログラムの呼び出しに対応して前記擬似カーネルプロセス内で独立に動作する実行単位であるスレッドを割当て、該スレッドにより前記被テストプログラムを利用者モードで模擬実行する第2の手段とを備えたことを特徴とするデバイスドライバプログラムのテスト装置。
IPC (2件):
G06F 11/28 340 ,  G06F 9/46 340

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