特許
J-GLOBAL ID:200903071855430860

文字・文字列切り出し方法および文字認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-007798
公開番号(公開出願番号):特開平6-215181
出願日: 1993年01月20日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】刻印文字等の低品質な濃淡文字画像から、正確かつ高速に所望の文字を切り出す手段を提供すること。【構成】例えば、撮像装置1、画像データ記憶手段21、行切り出し手段22、濃度ヒストグラム算出手段23、最適文字領域算出手段24、文字切り出し枠決定手段25、文字認識手段26、および文字認識辞書手段27を有して構成される。
請求項(抜粋):
入力された文字の濃淡画像データより、切り出し対象である文字画像が存在する領域を切り出す方法であって、文字画像の並んでいる領域である文字列に対して平行方向に存在する各画素に対応する座標ごとに、該座標における、前記文字列に対して垂直方向に存在する各画素の濃度値を累積した濃度ヒストグラムを生成し、前記各座標を中心として、予め設定した、処理対象たる文字の平均文字サイズから定まる領域における前記濃度ヒストグラムの平均値(文字領域濃度ヒストグラム平均値)と、前記、文字の平均サイズから定まる領域の左右に存在する、予め設定した文字間サイズ領域における、前記濃度ヒストグラムの平均値(文字間領域濃度ヒストグラム平均値)を算出し、さらに、文字領域濃度ヒストグラム平均値が文字間領域濃度ヒストグラム平均値より大きな場合、その差を各座標ごとに算出し、該算出値を最適文字領域値とし、さらに、該最適文字領域値と予め設定したしきい値との比較を行い、最適文字領域値がしきい値を越えた領域を示す座標値の最大幅を文字が存在する領域として、該領域を各座標について求めていき、該各領域における最適文字領域値が最大値を示す座標点を文字の中心座標として選出し、該中心座標を中心とし左右に、前記予め設定した文字の平均サイズで与えられる領域を付加した領域を、文字の切り出し枠として文字を切り出すことを特徴とする文字切り出し方法。

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