特許
J-GLOBAL ID:200903071857695658
眼疾患を治療するための照射装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉武 賢次 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-544954
公開番号(公開出願番号):特表2003-516830
出願日: 2000年12月05日
公開日(公表日): 2003年05月20日
要約:
【要約】光線力学治療(PDT)装置(20)は、非コヒーレント光源(22)を使用して、光反応物質を活性化し、眼(10)内の疾患領域を治療する。光反応物質は、活性化されると、治療領域の病変組織で所望の変化を引き起こす。一実施形態においては、治療領域の病変組織によって光反応物質が優先的に吸収され、PDT装置(20)からの光がその領域へとほぼ方向付けられる。他の実施形態において、光反応物質は、病変組織による選択的な吸収が殆どなされず、PDT装置(20)からの光が病変治療領域上で合焦される。装置は、全体として内側に反射する(TIR)レンズ(14)と、集束レンズ(24)と、発散レンズや変形可能なレンズを使用して、光源によって発せられた光を集光することが好ましい。1つの実施形態では、光源を使用して焦点を所望の治療領域に正確に目標付けることができるように、光反応物質を活性化させない周波数帯を含む、周波数帯が異なる複数の光源が組み込まれている。目標付けがなされると、光源に給電が行なわれ、光反応物質を活性化し且つ異なる深さで組織に達することができる周波数帯の光が形成される。ヘッドセット内または眼科用のスリットランプ内にPDT装置(20)を組み込むことができる。
請求項(抜粋):
(a)電気的なエネルギを供給する電源と、 (b)眼疾患を光力学的に治療する治療光を放射する手段であって、前記電源に接続されて給電されるようになっている少なくとも1つの非コヒーレント光源を有し、この光源が給電されると、眼内の治療領域に配置された光反応物質の活性化周波数帯に対応する周波数帯内の光が前記光源によって形成される手段と、 (c)非コヒーレント光源によって放射される光であって、疾患を治療するように光反応物質を活性化させる光を、眼内の治療領域へと伝送するようになっている少なくとも1つの集光レンズと、 を備えた眼疾患を治療するための光線治療装置。
IPC (3件):
A61F 9/007
, A61B 18/20
, A61N 5/06
FI (5件):
A61N 5/06 E
, A61N 5/06 Z
, A61F 9/00 590
, A61F 9/00 550
, A61B 17/36 350
Fターム (9件):
4C026AA10
, 4C026BB08
, 4C026FF33
, 4C026HH02
, 4C082RA05
, 4C082RC09
, 4C082RE33
, 4C082RE34
, 4C082RE35
前のページに戻る