特許
J-GLOBAL ID:200903071865779852

カラ-陰極線管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-100148
公開番号(公開出願番号):特開平11-354047
出願日: 1999年04月07日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 電子ビームスポットの非点収差や像面湾曲収差を補正し、ダイナミック電圧を低減し、ラスターモアレの発生を低減したカラー陰極線管を提供する。【解決手段】 パネル部1内に螢光面4を有し、ファンネル部3外周に偏向ヨーク8を装着し、ネック部2内にインライン電子銃7を収納したカラー陰極線管であり、電子銃7は、陰極101 〜103 、G1〜G4電極11〜14、第1〜第3のG5サブ電極15(1)〜15(3)、G6電極17を備え、サブ電極15(2)に一定集束電圧を、サブ電極15(1)、15(3)に電子ビーム偏向量に応じて変化するダイナミック電圧を含む集束電圧を印加して像面湾曲補正レンズと静電4重極レンズとを形成したDF方式のもので、G4電極14の長さA、そのビーム通過孔径φ、サブ電極15(1)〜15(3)の長さB、サブ電極15(3)と螢光面4間の距離Lが、0.0625L(mm)≦B-20A/(3φ)≦22.0mm、L≦352mmを満たすように構成した。
請求項(抜粋):
パネル部フェースプレート内面に螢光面が被着され、ファンネル部外周に偏向ヨークが装着され、ネック部内にインライン電子銃が収納されたカラー陰極線管において、前記インライン電子銃は、インライン配置された3つの陰極、第1格子電極、第2格子電極からなる電子ビーム発生部と、第3格子電極、第4格子電極、第5格子電極、陽極電極からなる集束レンズ部を備え、前記第5格子電極は複数のサブ電極を有し、前記複数のサブ電極は1つ置きに第1集束電圧と第2集束電圧とが供給され、前記第1集束電圧は第1の固定電圧であり、前記第2集束電圧は第2の固定電圧に電子ビームの偏向によって変化するダイナミック電圧が重畳されたものであり、前記複数のサブ電極の中の2つのサブ電極間に少なくとも1つの静電4重極レンズが形成され、前記複数のサブ電極の中の2つのサブ電極間に少なくとも1つの像面湾曲補正レンズが形成され、前記第4格子電極、第5格子電極及び螢光面が次の不等式、0.0625×L(mm)≦B-20A/(3φ)≦22.0mmL(mm)≦352mmただし、A(mm)は第4格子電極の管軸方向の長さ、φ(mm)は第4格子電極の中央の電子ビーム通過孔の水平方向径と垂直方向径との平均値、B(mm)は第5格子電極の陰極側端面から螢光面側端面までの管軸方向の長さ、L(mm)は第5格子電極の螢光面側端面から螢光面の中央部分までの管軸方向の距離、を満たしていることを特徴とするカラー陰極線管。

前のページに戻る