特許
J-GLOBAL ID:200903071873131489

ガスタービン機関の環状燃焼器及びその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-068999
公開番号(公開出願番号):特開平6-018034
出願日: 1993年03月29日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 燃焼ガスの停留時間を短縮して、高品位の燃焼ガスに対する希釈空気の混合を改善した環状燃焼器を提供する。【構成】 環状燃焼器10は、前方燃焼区域20bと後方燃焼区域20cとの間の中間区域20aに配置されており、円周方向に相隔たって半径方向に伸びている複数の希釈用の柱14を含んでいる。隣り合っている希釈用の柱の間に、前方区域からの燃焼ガス38を受け取るスロート部が設けられている。希釈用の柱は円周方向を向いている希釈孔48を含んでおり、希釈空気22aをスロート部に噴射して、その中を通される燃焼ガスと混合する。希釈空気は、スロート部にある燃焼ガスへの浸透をよくするように希釈孔を通して噴射され、低品位の燃焼ガスを形成するように燃焼ガスと混合され、混合された低品位の燃焼ガスは、後方区域で最終的な燃焼をして、NOx放出物を減少する。
請求項(抜粋):
中心縦軸線と、その間に環状燃焼室を画定するように前記中心軸線の周りに半径方向に同軸に相隔たっている外側及び内側の環状ライナと、燃焼ガスを発生すべく前記燃焼室に燃料/空気混合物を供給するための円周方向に相隔たった複数の気化器を有しており、前記ライナの上流側の端にある環状ドームと、前記ライナの下流側の端に画成されており、前記燃焼ガスを吐出する環状出口とを有しているガスタービン機関の環状燃焼器の運転方法であって、前記ドームと前記出口との間の軸方向の場所にある円周方向に相隔たっている複数の位置で前記燃焼ガスの流れを阻止し、前記場所から上流側に前記ドームまで伸びている前方区域と、前記場所から下流側に前記出口まで伸びている後方区域との間に軸方向に設けられていると共に、前記外側及び内側のライナの間に半径方向に設けられている中間区域を画成し、円周方向に相隔たっている複数のスロート部において前記阻止する位置の間で前記燃焼ガスを加速し、前記外側及び内側ライナの間で半径方向に前記スロート部に通される燃焼ガスに希釈空気を噴射する工程を含んでいる環状燃焼器の運転方法。
IPC (2件):
F23R 3/04 ,  F23R 3/46

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