特許
J-GLOBAL ID:200903071895081507

アルカリ蓄電池正極活物質用水酸化ニッケル粉末及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-107842
公開番号(公開出願番号):特開平11-307092
出願日: 1998年04月17日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】最密充填に近い充填特性を有し、従って、大きいタッピング密度を有し、その結果、活物質の利用率の向上とアルカリ蓄電池の高容量化を実現させることができるアルカリ蓄電池正極活物質用水酸化ニッケル粉末とその製造方法を提供することにある。【解決手段】本発明によるアルカリ蓄電池正極活物質用水酸化ニッケル粉末は、(a) 表面が水酸化コバルト又は酸化コバルトにて被覆されており、平均粒子径が1〜5μmの範囲にあると共に、その粒度分布を正規分布とみなして、標準偏差をσ、平均粒子径をD<SB>50</SB>とするとき、σ<0.8D<SB>50</SB>を満たすような粒度分布を有する第1の水酸化ニッケル粒子と(b) 平均粒子径が10〜30μmの範囲にあると共に、その粒度分布を正規分布とみなして、標準偏差をσ、平均粒子径をD<SB>50</SB>とするとき、σ<0.8D<SB>50</SB>を満たすような粒度分布を有する第2の水酸化ニッケル粒子とからなり、タッピング密度が2.0〜3.0g/ccの範囲にあることを特徴とする。
請求項(抜粋):
(a) 表面が水酸化コバルト又は酸化コバルトにて被覆されており、平均粒子径が1〜5μmの範囲にあると共に、その粒度分布を正規分布とみなして、標準偏差をσ、平均粒子径をD<SB>50</SB>とするとき、σ<0.8D<SB>50</SB>を満たすような粒度分布を有する第1の水酸化ニッケル粒子と(b) 平均粒子径が10〜30μmの範囲にあると共に、その粒度分布を正規分布とみなして、標準偏差をσ、平均粒子径をD<SB>50</SB>とするとき、σ<0.8D<SB>50</SB>を満たすような粒度分布を有する第2の水酸化ニッケル粒子とからなり、タッピング密度が2.0〜3.0g/ccの範囲にあるアルカリ蓄電池正極活物質用水酸化ニッケル粉末。
IPC (2件):
H01M 4/52 ,  H01M 4/32
FI (2件):
H01M 4/52 ,  H01M 4/32

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