特許
J-GLOBAL ID:200903071897203987

コントロールケーブルの端末取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-283199
公開番号(公開出願番号):特開平10-110718
出願日: 1996年10月04日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】 従来、アウターチューブの端末を固定部材に取り付ける取付構造として、アウターチューブの端末に固定したハブの両側に形成した取付溝を、固定部材に固定されたブラケットに形成された取付溝にほぼ緊密に嵌合するようにしたものが公知である。しかし、従来のものは弾性屈曲片の先端の爪部をハブの側方に突き出してブラケットの凹部に係止するようになっていたため、配索の際に爪部が周りの部品に引っ掛かって破損するおそれがあった。【解決手段】 嵌合溝7を構成する側壁の一部に先端の爪部9がその嵌合溝7内に斜めに突き出した弾性屈曲片8を一体に形成し、取付溝14に嵌合溝7を嵌合する際に弾性屈曲片8が弾性変形を生じた後に爪部9がブラケット13に形成された凹部15に嵌入するようになっている構成とした。
請求項(抜粋):
アウターチューブにインナケーブルを摺動自由に挿通したコントロールケーブルの前記アウターチューブの端末を固定部材に取り付ける取付構造であって、前記アウターチューブの端末に固定したハブの両側に、前記固定部材に固定されたブラケットに形成された取付溝にほぼ緊密に嵌合する嵌合溝を形成するとともに、該嵌合溝を構成する側壁の一部に先端の爪部が該嵌合溝内に斜めに突き出した弾性屈曲片を一体に形成し、前記取付溝に前記嵌合溝を嵌合する際に前記弾性屈曲片が弾性変形を生じた後に、前記爪部が前記ブラケットに形成された凹部に嵌入するようになっているコントロールケーブルの端末取付構造。
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る