特許

J-GLOBAL ID：200903071899212576

自動車専用船の貨物艙

発明者： 松島 秀樹 ,  中川 道雄
出願人/特許権者： 株式会社新来島どっく
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-210296
公開番号（公開出願番号）：特開2001-030985
出願日： 1999年07月26日
公開日（公表日）： 2001年02月06日
要約：

【要約】【課題】 上甲板下は区画別に五層を同時に消火しようとするものである。これは、消火対象区画を密閉しないと消火できない、いわゆる、二酸化炭素の気体は隙間さえあれば流失してしまうという、気体消火による欠点である。また、二層という限られた範囲内で背高車を積もうとすると、リフタブルカーデッキに制限があり、無駄なデットスペースができたり、また、建設用大型車両のように車両高さが6mもあるような車両は積載できなかった。【解決手段】 十数層の車両甲板を有する自動車専用船において、上甲板30下は、区画浸水を考慮して貨物艙を多くとも三つの水密区画に区分し、上甲板30上は多くとも二つの気密区画とし、上甲板30は、鋼壁3と水密扉2で閉鎖できるようにし、上甲板30を除く各層のスロープウェイ1の開口6に泡流失防止スクリーンまたはネット7を施し、各甲板に少なくとも二つ以上の高発泡消火装置の噴射口を有するものである。

請求項（抜粋）：

十数層の車両甲板を有する自動車専用船において、上甲板下は、区画浸水を考慮して貨物艙を多くとも三つの水密区画に区分し、上甲板上は多くとも二つの気密区画とし、上甲板は、鋼壁と水密扉で閉鎖できるようにし、上甲板を除く各層のスロープウェイの開口に泡流失防止スクリーンまたはネットを施し、各甲板に少なくとも二つ以上の高発泡消火装置の噴射口を有することを特徴とする自動車専用船の貨物艙。

IPC (3件)：

B63B 43/00 ,  A62C 3/10 ,  B63B 25/00 102

FI (3件)：

B63B 43/00 Z ,  A62C 3/10 ,  B63B 25/00 102 Z

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開昭49-083295
  
• 特公昭52-003193
  
• 高膨張泡消火装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-162419   出願人：株式会社カシワテック