特許
J-GLOBAL ID:200903071906116936
樹脂被覆ローラの軸端部材の構造及び樹脂被覆ローラ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-166139
公開番号(公開出願番号):特開平6-009130
出願日: 1992年06月24日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 ローラ本体と軸端部材とを気密性良く接合する。【構成】 樹脂被覆ローラ10は、芯金部16を樹脂層18で被覆したローラ本体12に軸端部材20を圧入して接合される。軸端部材は、溝32が形成され芯金部へ圧入される小径部26、樹脂層の端面に対向し超音波溶接の溶けしろとなる突起30が形成されたフランジ部28及び、溝34と深溝40が形成され樹脂層に圧入される中径部22が一体とされシャフト14が同軸的にインサートされている。軸端部材の外周面には、溝32、34を軸方向に沿って連結する軸溝36が形成されている。この軸溝は、溝34の近傍で円周方向に傾斜した傾斜部38が形成され、接着剤を塗布した小径部を芯金部へ圧入したとき、接着剤が溝34内の一部に滞留することなく溝34内へ案内される。
請求項(抜粋):
筒状の芯金部を被覆すると共に芯金部の端部から軸方向に延出した樹脂層が形成された樹脂被覆ローラの軸端部材の構造であって、接着剤が塗布されて前記芯金部へ圧入される圧入部と、前記樹脂層の軸方向の端面に溶着されるフランジ部と前記圧入部と前記フランジ部の間に設けられ前記圧入部より大径であってその外周面が前記樹脂層の延出部の内面に当接する少なくとも2個の拡径部と、前記圧入部の外周部に前記圧入部の圧入方向先端から前記少なくとも2個の拡径部の方向に向けて形成された溝部と、前記接着剤を塗布した圧入部を前記芯金部へ圧入するとき前記少なくとも2個の拡径部の間の第1の接着剤溜め部へ前記溝部から前記接着剤を案内する案内通路と、を設けたことを特徴とする樹脂被覆ローラの軸端部材の構造。
IPC (3件):
B65H 27/00
, B65H 5/06
, F16C 13/00
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