特許
J-GLOBAL ID:200903071923556923

回転角度検出装置及び回転角度検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-367367
公開番号(公開出願番号):特開2003-166854
出願日: 2001年11月30日
公開日(公表日): 2003年06月13日
要約:
【要約】【課題】 回転方向が変化した場合、及び、長期的な使用等でマグネットの磁力が低下した場合にも検出誤差が発生しない。【解決手段】 回転体に連動して回転し、2極に着磁されたマグネット体8と、マグネット体8の180度の回転角度範囲内に等間隔に配置された5個のホール素子IC1〜IC5と、5個のホール素子IC1〜IC5の検出出力の絶対値の最小値を示すホール素子IC1〜IC5の領域毎に区分けして2N個の領域に分類し、5個のホール素子IC1〜IC5の検出出力より領域判定を行い、領域判定された当該領域のホール素子IC1〜IC5の出力値と左右に隣接する2つのホール素子IC1〜IC5の出力値との相対比較演算より、当該領域内における領域内角度を算出し、領域内角度と当該領域までの領域外角度とにより絶対角度を算出した。
請求項(抜粋):
固定体に対して正逆両方向に回転する回転体の回転角度を検出する回転角度検出装置であって、前記回転体に連動して回転し、180度の回転角度範囲でN極とS極の2極に着磁されたマグネット体と、このマグネット体の対向位置で、且つ、180度の回転角度範囲内に等間隔に配置され、前記マグネット体の磁界強度を検出するN個(N≧3)の磁気センサと、これらの磁気センサの検出出力から前記回転体の絶対回転角度を算出する演算手段とを備え、前記演算手段は、N個の磁気センサの検出出力の絶対値を比較し、絶対値の最小値を示す磁気センサの領域毎に区分けすることにより2N個の領域に分類し、この2N個の各領域に対応する前記磁気センサ及び各領域の絶対角度についての領域角度を予め取得し、N個の前記磁気センサの検出出力の絶対値より最小値を出力する磁気センサを特定し、且つ、この特定した磁気センサの左右に隣接する2つの磁気センサの出力値の大小より領域判定を行い、この領域判定された当該領域の磁気センサの出力値と左右に隣接する2つの磁気センサの出力値との相対比較演算より、当該領域内における領域内角度を算出し、この領域内角度と当該領域までの領域外角度とにより絶対角度を算出することを特徴とする回転角度検出装置。
FI (2件):
G01D 5/245 Y ,  G01D 5/245 H
Fターム (8件):
2F077AA16 ,  2F077AA27 ,  2F077CC02 ,  2F077NN04 ,  2F077PP05 ,  2F077QQ07 ,  2F077QQ10 ,  2F077QQ15

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