特許
J-GLOBAL ID:200903071930339970

材料固有のキャビテーション衝撃力のしきい値特定方法と、キャビテーション噴流による壊食量の定量的予測法と、そのための壊食量の定量的予測装置。

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大津 洋夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-067498
公開番号(公開出願番号):特開2002-267584
出願日: 2001年03月09日
公開日(公表日): 2002年09月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】本発明は、材料固有のキャビテーション衝撃力のしきい値を特定する方法を提案するとともに、キャビテーション噴流による壊食量の定量的予測法と、キャビテーション噴流による壊食量の定量的予測装置の開発を目的とする。【解決手段】 キャピテーション噴流の条件を変化させて、各条件ごとの壊食率を計測するとともに、当該試験片表面に高分子圧電フィルムセンサを貼り付けてキャピテーション噴流の条件を変化させて固有材料ごとに損傷を生じる「キャビテーション衝撃力のしきい値(つよさ)」を特定する。同時に「衝撃エネルギーと壊食率の関係」を得ておき、「当該キャピテーション衝撃エネルギー」と固有材料ごとに損傷を生じる「キャビテーション衝撃力のしきい値」と「衝撃エネルギーと壊食率の関係」とからキャビテーション気泡の崩壊衝撃力を定量的に予測する。
請求項(抜粋):
試験対象材料の試験片を設置した水を満たした水槽内に、ノズルを通してポンプにより加圧した高圧水を噴射することによりキャビテーション噴流を発生し、当該キャビテーション噴流を当該試験片に噴射することにより、当該キャビテーション噴流まわりのキャビテーション気泡を当該試験片表面で圧潰させ、当該試験片の表面形状や質量損失量を計測することにより壊食率(質量損失量の時間変化率)を計測するに際し、キャピテーション噴流の条件を変化させて、各条件ごとの壊食率を計測するとともに、当該試験片表面に高分子圧電フィルムを用いたキャピテーション衝撃力計測センサを貼り付けてキャピテーション噴流の条件を変化させて、各条件ごとのキャビテーション気泡の圧潰衝撃力を計測し、その出力波形の波高解析結果からキャピテーション衝撃エネルギーを計算し、前記各条件における壊食率とキャピテーション衝撃エネルギーとを比較して材料ごとに損傷を生じるキャビテーション衝撃力のしきい値を特定するようにしたことを特徴とする材料固有のキャビテーション衝撃力のしきい値特定方法。
Fターム (6件):
2G061AA13 ,  2G061AB05 ,  2G061AC06 ,  2G061BA15 ,  2G061CA01 ,  2G061CB13
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
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