特許

J-GLOBAL ID：200903071931818368

形態素解析装置

発明者： 清水 勇詞
出願人/特許権者： 株式会社東芝
代理人 (1件)： 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-370877
公開番号（公開出願番号）：特開2001-184350
出願日： 1999年12月27日
公開日（公表日）： 2001年07月06日
要約：

【要約】【課題】全ての単語系列に対して評価を行うことなく、効率良く日本語として正しい組み合せとなる単語系列を抽出できるようにする。【解決手段】得点部分系列取得部102は、単語ネットワークから得られる部分系列のうち、日本語として、より確からしい部分系列にはプラスの得点を、確かさに欠ける排除すべき部分系列にはマイナスの得点を、得点ルール記憶部102a中の所定の得点ルールに従って与え、得点部分系列として記憶する。そして、単語ネットワークを展開する際、このプラスまたはマイナスの得点を持つ得点部分系列を利用した抽出部103,105,107での抽出処理により、最終的に上位N位までに残る可能性のあるもののみに限定して、Nベスト判定順序制御部109の制御のもとで当該単語ネットワークの後方から展開していく。

請求項（抜粋）：

単語と各単語間の接続関係の情報とからなる単語ネットワークを展開して得られる単語系列に対し、単語のつながりに関する得点ルールに従って得点付けをして評価得点を取得する評価得点取得手段と、前記評価得点取得手段によって取得された評価得点の高い単語系列を選択して形態素解析の結果として出力する選択・出力手段と、前記評価得点取得手段よる得点付けに用いられる前記得点ルールの群であって、より確からしい複数の特定の単語の並びを持つ評価対象ほど高いプラス得点を与えるプラス得点ルールの群と、確かさに欠ける排除すべき複数の特定の単語の並びを持つ評価対象にマイナス得点を与えるマイナス得点ルールの群とが記憶された得点ルール記憶手段とを具備することを特徴とする形態素解析装置。

Fターム (4件)：

5B091AA15 ,  5B091CA02 ,  5B091CC03 ,  5B091EA24