特許
J-GLOBAL ID:200903071932667630

相関検出補間方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-317819
公開番号(公開出願番号):特開平5-153562
出願日: 1991年12月02日
公開日(公表日): 1993年06月18日
要約:
【要約】【目的】 相関判断ミスによる画質劣化を防止した補間装置の提供【構成】 補間ライン上の上下の走査線上の画素の相加平均を得る演算手段と、画素の相関値を得る相関値検出手段と、相関性の基準設定値を出力する設定手段と、2値化信号を出力する比較手段と、補間ラインを決定する決定手段と、演算手段の出力を選択通過させる選択手段を備え、先ず、補間すべき画素の上下6画素について相関性を判断し、次に、斜め方向のみ相関性がある場合は、さらに浅い角度についても相関性を判断した上で、補間方向を決定する相関補間検出装置及び方法。これにより、相関検出エラーの防止および斜め線の適切な補間を図る。
請求項(抜粋):
補間すべき画素をB(0)とし、その真上の画素をA(0)、真下の画素をC(0)、前記A(0)を含む左右の7画素をA(-3),A(-2),A(-1),A(0),A(1),A(2),A(3) 、前記C(0)を含む左右の7画素をC(-3),C(-2),C(-1),C(0),C(1),C(2),C(3) とし、前記B(0)を通る7方向の補間ライン上の画素の組であるA(-3) とC( 3) 、A(-2) とC( 2) 、A(-1) とC( 1) 、A(0)とC(0)、A( 1) とC(-1) 、A( 2) とC(-2) 、A( 3) とC(-3) について、前記A(-1) とC( 1) 、A(0)とC(0)、A( 1) とC(-1) からなる3方向の補間ラインを有する第1の領域と前記A( 1) とC(-1) 、A( 2) とC(-2) 、A( 3) とC(-3) からなる3方向の補間ラインを有する第2の領域と前記A(-3) とC( 3) 、A(-2) とC( 2) 、A(-1) とC( 1) からなる3方向の補間ラインを有する第3の領域とに分けて、前記B(0)を補間する方法であって、前記第1の領域の各補間ラインについて、2つの画素レベルの差と、所定の基準設定値とを比較し、相関性の有無を検出するステップと、前記第1の領域において左下がり方向(A(1)-C(-1) 方向)の相関性があるときは、前記第2の領域の3方向の補間ラインについて、同様に相関性の有無を検出し、相関性の検出された補間ラインに対しては、その2つの画素レベルの相加平均を前記B(0)の値とし、 相関性の検出に矛盾がある場合には、A(1)-C(-1)方向の画素レベルの相加平均を前記B(0)の値とするステップと、前記第1の領域において右下がり方向(A(-1) -C(1)方向)の相関性があるときは、前記第3の領域の3方向の補間ラインについて、同様に相関性の有無を検出し、相関性の検出された補間ラインに対しては、その2つの画素レベルの相加平均を前記B(0)の値とし、 相関性の検出に矛盾がある場合には、A(-1) -C(1)方向の画素レベルの相加平均を前記B(0)の値とするステップと、前記第1の領域において上記以外のときは、A(0)-C(0)方向の画素レベルの相加平均を前記B(0)の値とするステップとから補間すべき画素の値B(0)の値を決定し補間することを特徴とする相関検出補間方法。
IPC (4件):
H04N 7/01 ,  G06F 15/353 ,  G06F 15/66 ,  H04N 7/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-177683

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