特許
J-GLOBAL ID:200903071934140567

焼却炉から排出される灰中の有害物質の無害化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武石 靖彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-327630
公開番号(公開出願番号):特開平10-151430
出願日: 1996年11月22日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 焼却炉から排出される集塵灰及び焼却炉残渣灰中の有害重金属及び有機塩素系化合物などの有害物質を薬剤添加及び低温で加熱することにより同時に無害化処理できる方法を提供する。【解決手段】 この無害化処理方法は、上記集塵灰及び焼却残渣灰に、水及び無機酸水素塩化合物を添加し、攪拌後に酸化性雰囲気下で200〜600°Cの温度範囲で加熱した後に100°C以下に急速に冷却することを特徴とし、無機酸水素塩化合物は、粉体状で添加されても液体状で添加されても良く、リン酸水素塩化合物、炭酸水素塩化合物及び硫酸水素塩化合物中から少なくとも1種が好ましい。尚、加熱処理時の雰囲気は、空気、炭酸ガス及び焼却炉排ガスの脱塩酸処理後のガスからの少なくとも1種であることが好ましい。本処理方法により、設備費や設備の設置場所が小さくなり、処理コストが非常に安くなる。
請求項(抜粋):
焼却炉より排出される集塵灰及び焼却残渣灰中に含まれる有害重金属及び有機塩素系化合物を同時に無害化処理することが可能な方法であって、前記集塵灰及び焼却残渣灰に、水及び無機酸水素塩化合物を添加し、攪拌後に酸化性雰囲気下で、200〜600°Cの温度範囲で加熱処理した後に100°C以下に急速に冷却することを特徴とする、焼却炉から排出される灰中の有害物質の無害化処理方法。
IPC (3件):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  A62D 3/00 ZAB
FI (4件):
B09B 3/00 304 G ,  A62D 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 303 L

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