特許
J-GLOBAL ID:200903071934364082
光位相差式車両速度感知方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡澤 英世 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-212798
公開番号(公開出願番号):特開平9-044787
出願日: 1995年07月28日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 近赤外線領域の照射光を用いることで屋外使用に適し環境に左右されず車両速度感知ができる光位相差式車両感知装置での処理方法において、更に対象車両の形状に依らず高精度・高信頼度の車両速度感知を可能とする。【解決手段】 上流側光位相差式測距儀(Sa)からの出力が、走行車両に依り光線の経路上で路面より所定高さ(hr)の点までの距離(Lu1) より短くなった時点の第1時刻(tu1)とその測定距離(Lu1 ́) とを記憶し、下流側光位相差式測距儀(Sc)出力が、光線の経路上で路面より所定高さ(hr)の点までの距離(Lu2) よりも短くなった時点の第1時刻(tu2)とその測定距離(Lu2 ́) とを記憶し、上流側の前記測定距離(Lu1) と照射角度(θ1 )求めた光測距儀直下までの水平距離(Lh1) と、下流側の測定距離(Ld1) と照射角度(θ2 )から求めた光測距儀(Sa)直下までの水平距離(Lh2) との和(移動距離:LHu)を、時刻(tu1)と時刻(tu2)の時間差(通過時間:Tud)で除して走行速度(Vu)を算出する。同様にして設定距離より長くなった時点検出に対応した走行速度(Vd)を算出する。
請求項(抜粋):
車両走行路の上方に固定され該車両走行路に向けて投光部より略平行の所定断面積の光線を照射し、前記投光部と略同位置の受光部で前記平行光線の反射体からの反射光を受光し、距離演算部にて該受光部で受光した反射光の位相情報に基づいて反射に寄与した反射面までの距離を算定し対応したアナログ信号を出力する光測距儀(Sa,Sb,Sc,Sd) と、この光測距儀(Sa,Sb,Sc,Sd) からのアナログ距離出力に基づき前記車両走行路上の車両を感知する感知処理部(1) とからなる車両感知装置に於ける車両感知方法であって、前記光測距儀(Sa,Sb,Sc,Sd) を2つ以上、各光測距儀(Sa,Sb,Sc,Sd) を車両進行方向に照射角度を異ならせて一体に設置し、前記感知処理部(1) で、上流側の光測距儀(Sa)からのアナログ距離出力が、走行車両に依って平行光線の経路上で路面より所定の高さ(hr)の点までの距離(Lu1) に対応して予め定められた値よりも短い値となった場合に車両感知とし、この時点に対応した第1の時刻(tu1)とその測定距離(Lu1 ́) とを記憶しておき、下流側の第2の前記光測距儀(Sc)からのアナログ距離出力が、当該走行車両に依り平行光線の経路上で路面より前記所定の高さの点までの距離に対応して予め定められた値(Lu2) より短い距離に対応する値となった場合に、この時点に対応した第2の時刻(tu2)とその測定距離(Lu2 ́) とを記憶し、上流側の光測距儀(Sa)の前記測定距離(Lu1 ́) と照射角度(θ1 )から求まる上流側の光測距儀(Sa)の車両感知点から上流側の光測距儀(Sa)直下位置までの水平距離(Lh1) と、下流側の光測距儀(Sc)の前記測定距離(Lu2 ́) と照射角度(θ2 )から求まる下流側の光測距儀(Sc)の当該車両感知点から下流側光測距儀(Sa)直下の位置までの水平距離(Lh2) との和を移動距離(LHu) として求め、また上記第1時刻(tu1)と第2時刻(tu2)の時間差を通過時間(Tu)として求め、前記移動距離(LHu) を前記通過時間(Tu)で除した値を当該通過車両の走行速度(Vu)として算出するとの各過程を含むことを特徴とする光位相差式車両速度感知方法。
IPC (5件):
G08G 1/04
, G01S 17/36
, G01S 17/42
, G01S 17/50
, G01S 17/93
FI (5件):
G08G 1/04 A
, G01S 17/36
, G01S 17/42
, G01S 17/50
, G01S 17/88 A
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