特許
J-GLOBAL ID:200903071937052111

電子写真感光体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三澤 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-250018
公開番号(公開出願番号):特開平5-088395
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、可干渉光により感光体表面を露光した際の光の干渉を抑え支持体の欠陥に起因するような画像不良の発生を防止できる電子写真感光体を提供する。【構成】 本発明は、導電性支持体上に中間層と感光体層とを積層配置する電子写真感光体で、導電性支持体として無切削素管を用い、導電性支持体上に、1種類若しくは複数種類の樹脂からなりその表面形状が平均ピッチ幅が500μm以下で最大表面粗さが0.3μm以上の粗面に形成され、膜厚が0.5乃至30μmの範囲内の中間層を設けたものである。この構成により、中間層表面の粗面形状及び膜厚が適切となり、干渉縞の発生を抑え、また、無切削素管の使用に基く例えば導電性支持体上の凹状又は凸状の欠陥に起因するような画像欠陥を防止することもでき、さらに、残留電位の上昇等も抑制することが可能となって、干渉縞やその他の画像欠陥のない良好な画像形成を実現し得る。
請求項(抜粋):
導電性支持体上に中間層と感光体層とを積層配置した電子写真感光体において、前記導電性支持体として無切削素管を用い、前記導電性支持体上に、1種類若しくは複数種類の樹脂からなりその表面形状が平均ピッチ幅が500μm以下で最大表面粗さが0.3μm以上の粗面に形成され、膜厚が0.5乃至30μmの範囲内の中間層を設けたことを特徴とする電子写真感光体。

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