特許
J-GLOBAL ID:200903071940447941

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-067558
公開番号(公開出願番号):特開2002-266607
出願日: 2001年03月09日
公開日(公表日): 2002年09月18日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の全運転領域に亘り安定したバルブタイミング制御を行うことができ、高回転数域でもカムシャフトの回転位相を変更できるようにする。【解決手段】 駆動スプロケット1とカムシャフト2との間に設ける位相可変装置8を、同方向増速型の遊星歯車機構9、ロック解除レバー14、スプリングクラッチ15,17、解除リング18、クラッチ解除コイル22,23およびブレーキ制御コイル24等により構成する。そして、エンジン回転数が高回転数域になると、クラッチ解除コイル22とブレーキ制御コイル24とを励磁してロック解除レバー14とブレーキドラム13とに制動力を付与し、遊星歯車12を自転させることにより、駆動スプロケット1に対するカムシャフト2の回転位相を進角方向で可変に制御できるようにする。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフトにより回転駆動される回転体と、内燃機関の吸気バルブまたは排気バルブを開,閉弁するため該回転体の回転に従って回転されるカムシャフトと、該カムシャフトと回転体との間に設けられ前記回転体に対する該カムシャフトの回転位相を可変に制御する回転位相可変手段とからなる内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記回転位相可変手段は、前記回転体に対するカムシャフトの回転位相を進角方向に変更する位相変更機構と、前記回転体に対するカムシャフトの相対回転を進角側で拘束し逆向きの相対回転を許す進角側のワンウェイクラッチと、前記回転体に対するカムシャフトの相対回転を遅角側で拘束し逆向きの相対回転を許す遅角側のワンウェイクラッチと、該進角側,遅角側のワンウェイクラッチによる回転拘束をそれぞれ個別に解除する進角側,遅角側のクラッチ解除機構とからなり、かつ前記回転位相可変手段は、内燃機関の回転数が予め決められた所定回転数に達するまでは前記進角側,遅角側のワンウェイクラッチと各クラッチ解除機構を用いて前記回転位相の可変制御を行い、前記所定回転数を越えたときには前記進角側,遅角側のワンウェイクラッチと各クラッチ解除機構と共に前記位相変更機構を用いて前記回転位相の可変制御を行う構成としたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
Fターム (12件):
3G018BA32 ,  3G018CA04 ,  3G018CA09 ,  3G018CA12 ,  3G018DA18 ,  3G018DA21 ,  3G018DA25 ,  3G018DA71 ,  3G018EA04 ,  3G018EA31 ,  3G018EA32 ,  3G018GA02

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