特許
J-GLOBAL ID:200903071952918451

陽極基板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西村 教光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-190590
公開番号(公開出願番号):特開平8-055592
出願日: 1994年08月12日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】硫化物系ガスが飛散せず、赤色の発光効率が高い2層構造の蛍光体層を有する陽極基板を得る。【構成】ガラス製の基板2の内面には、透光性のパターンで陽極導体3が形成されている。陽極導体3以外の基板の内面は黒色絶縁膜4で被覆されている。陽極導体3の上には硫化物蛍光体5である(Znx Cd1-x )S:Ag,Cl(但しx=0.1〜0.5)がある。その上には、非硫化物蛍光体6であるZnO:Znがある。この陽極基板で蛍光表示管の外囲器を構成し、点灯実験を行う。低速電子線が射突して非硫化物蛍光体6からは550nm以下の短波光が放出される。この短波光は、硫化物蛍光体5に吸収されて発光強度が落ちる。該短波光は硫化物蛍光体5を光励起して650nm付近にピークを有する赤色光を放出させる。全体として赤色の成分が増加し、黄緑色の発光が得られる。
請求項(抜粋):
絶縁性の基板と、該基板上に配設された陽極導体と、該陽極導体上に設けられて陰極から放出される電子の射突を受けて発光する蛍光体層とを有する陽極基板において、前記蛍光体層が、前記陽極導体上に設けられた硫化物蛍光体層と、該硫化物蛍光体層の少なくとも上面を被覆して低速電子線の射突によって発光する非硫化物蛍光体層とから構成されることを特徴とする陽極基板。
IPC (3件):
H01J 31/15 ,  H01J 29/20 ,  H01J 31/12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭54-100663
  • 特開昭58-204087

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