特許
J-GLOBAL ID:200903071959042500
建物架構の可変剛性装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-338066
公開番号(公開出願番号):特開平5-248118
出願日: 1987年12月03日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 建物架構内にコンパクトに納まり、簡単な機構で、効果的な制震が行なえる能動制御型の可変剛性装置を提供する。【構成】 柱梁構面の下側の梁2より、鉄筋コンクリート製の壁3を柱1および上側の梁2と切り離して立ち上げる。上側の梁2に壁3の上端部を両面から挟むように垂下部4を形成し、垂下部4と壁3の上端部との間に油圧制動装置5を設ける。油圧ポンプ6より、油圧伝達管7を通して油圧を加えることにより、油圧制動装置5が壁3の上端部を両面から挟み込み、油圧を増大させることにより架構の剛性も増す。4対の油圧制動装置5に通じる油圧伝達管7には弁8が設けられており、この弁8の開閉によっても、架構の剛性を変化させることができる。
請求項(抜粋):
架構を構成する柱または梁と該架構の構面内に設けた壁との間に、油圧制御可能な連結装置を介在させ、前記連結装置による接合力を油圧により制御し、架構の剛性に対する前記壁の寄与度を調整するよう構成した建物架構の可変剛性装置であって、前記連結装置は前記架構側に設けられ、前記壁を該壁の両面から挟み込み、当接面における摩擦抵抗力により前記壁を接合する油圧制動装置であることを特徴とする建物架構の可変剛性装置。
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