特許
J-GLOBAL ID:200903071963314949

軸方向の非対称性を有する光ファイバの角度位置の決定ならびにこの光ファイバの整合および接合

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-282246
公開番号(公開出願番号):特開平9-179003
出願日: 1996年10月24日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 例えば、光ファイバの接合の際に、異った形式の2つの例えばPMファイバの正確な整合を可能とし、かつ未知のPMファイバの基本的形式を決定可能にする。【解決手段】 任意の角度開始位置にある光学的に透明な基体、例えば光PMファイバの光学的に不均一な領域(例えば、応力集中区域)のような軸方向非対称性の回転角度位置の決定において、基体の回転時にその長さ方向軸線の周りの種々の回転位置で光ビームが照射され、次いで、種々の角度位置に対して、ファイバを通過しかつその中央部分に位置的に対応する光とファイバを通過しかつその中央部分のすぐ外側のファイバの領域に位置的に対応する光との間の差が決定される。これら差は、回転角の関数と看做され、考慮されている基体に典型的な形態を有する曲線を構成する。この曲線は基準曲線と、その基準曲線の種々の移行位置に対して比較され、これら曲線の最大の一致が得られた移行位置が見い出され、この移行位置の移行値は基体の基準位置からの角度オフセットを与えるようにされる。
請求項(抜粋):
長さ方向軸線の周りの任意の角度開始位置に配置された円筒状基体、特に光ファイバの上記長さ方向軸線に対して平行に存在する少なくとも1つの軸方向の光学的非対称性、特に光学的に不均一の領域の上記長さ方向軸線の周りの角度位置を決定する方法において、上記基体の上記長さ方向に対して、特に実質的に垂直な方向で、上記基体に対して透明な光からなる光ビームにより上記基体を照射すること、上記基体をその長さ方向軸線の周りのその開始角度位置から所定の角度間隔にわたって、特に対応する対称性を有する基体に対しては全1回転の少なくとも半分、なるべくは全1回転にわたって回転すること、その回転時に、多数の異った角度位置に対して、上記基体を通過しかつ上記長さ方向で見た場合上記基体の中央部分にその位置において対応する光の強度と、上記基体を通過しかつ上記基体に最も密接しかつその外側に存在する領域にその位置において対応する光の強度との間の差を決定すること、上記開始角度位置からの回転角度の関数として決定された差を同一の角度位置のための所定の関数の値に対して比較し、この所定の関数が上記回転角度に応じて上記所定の差によって形成される関数と実質的に同じ基本的形態を持たせるようにし、この比較が上記所定の関数の幾つかの移行位置に対してなされるようにし、これら移行位置が上記所定の関数の変数に種々の角度値を加えることによって形成されるようにすること、この比較から、上記所定の差と上記移行された関数値との間の最良の一致を与える、上記所定の関数に対する角度移行値を決定し、この角度移行値が一定のすなわち基準角度位置からの上記基体の角度回転位置の測度となるようすること、のステップを具備したことを特徴とする方法。
IPC (3件):
G02B 7/00 ,  G01B 11/27 ,  G02B 6/24
FI (4件):
G02B 7/00 E ,  G02B 7/00 D ,  G01B 11/27 H ,  G02B 6/24

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